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【重要なお知らせ】サービス統合に基づくサービス名称の読み替えのお願い(2024年4月1日)

2024年4月1日をもって、「ニフクラ」は、「FJcloud-V」に統合し、名称を変更しました。
当サイトのアドレス(ドメイン名)に含まれる「nifcloud.com」は現時点では変更はございませんが、
各ページに記載の「ニフクラ」「NIFCLOUD」「nifcloud」は、「FJcloud-V」に読み替えていただきますようお願いいたします。

ニフクラ ユーザーガイド

マルチIPアドレスの設定方法

設定手順

サーバーでマルチIPアドレスを利用する場合の設定例を説明します。

  1. マルチIPアドレスグループを用意します。
  2. マルチIPアドレスを設定したいサーバーに、マルチIPアドレスグループを割り当てます。
    • サーバーで利用中のグローバルIPアドレスは、マルチIPアドレスグループの割り当てとともに利用できなくなります。
      SSHやリモートデスクトップ接続で作業するには、プライベート側のインターフェイスからログインする環境を用意するか、本作業中のみサーバーコンソールを利用してください。
    • コントロールパネルから、利用したいマルチIPアドレスを含むマルチIPアドレスグループを、対象のサーバーに割り当てます。
      手順はクラウド操作方法ガイド(コンピューティング:マルチIPアドレス:サーバーに設定する・サーバーから解除する)を参照してください。
  3. 対象のサーバーにログインし、OS上からIPアドレスを静的に割り当てる設定をします。
    • サーバーに割り当てたマルチIPアドレスグループ内のIPアドレスから、任意のIPアドレスを選択してください。
      それ以外のIPアドレスを設定すると、ネットワークの遮断措置が施される場合があります。

    • マルチIPアドレスグループ内で利用可能なIPアドレスと、設定に必要なサブネットマスク及びデフォルトゲートウェイのIPアドレスは、コントロールパネルから確認します。
      手順はクラウド操作方法ガイド(コンピューティング:マルチIPアドレス)を参照してください。

    • 設定の対象となるインターフェイスは、コントロールパネルに表示されるMACアドレスと、OS上のMACアドレスを付き合わせて確認してください。
      コントロールパネルからMACアドレスを確認する手順は、クラウド操作方法ガイド(コンピューティング:サーバーの詳細)を参照してください。

    • Red Hat Enterprise Linux/Rocky/AlmaLinux 9.0 での /etc/NetworkManager/system-connections/ens192.nmconnection 設定例
      ※お客様の構成によって内容は異なります。

      [connection]
      id=ens192
      type=ethernet
      interface-name=ens192
      
      [ethernet]
      
      [ipv4]
       # この例では 203.0.113.28/25, 203.0.113.42/25 だったとする
      address1=203.0.113.28/25
      address2=203.0.113.42/25
      # デフォルトゲートウェイを指定
      gateway=203.0.113.1
      dns=127.0.0.1;
      ignore-auto-dns=true
      
      [ipv6]
      addr-gen-mode=stable-privacy
      method=auto
      
      [proxy]
    • Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky/AlmaLinux 8.0 での /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens192 設定例
      ※お客様の構成によって内容は異なります。

      DEVICE=ens192
      BOOTPROTO=none
      # 利用可能なIPアドレスからこのサーバーに設定するIPアドレスを指定
      # この例では 203.0.113.28, 203.0.113.42 だったとする
      IPADDR1=203.0.113.28
      IPADDR2=203.0.113.42
      # サブネットマスクを設定
      NETMASK1=255.255.255.128
      NETMASK2=255.255.255.128
      # デフォルトゲートウェイを指定
      GATEWAY1=203.0.113.1
      DEFROUTE=yes
      ONBOOT=yes
      PEERDNS=no
      DNS1=127.0.0.1

すべてのIPアドレスを解除する手順

サーバーでマルチIPアドレスの利用をやめる場合の設定例を説明します。

  1. 対象のサーバーにログインし、OS上からIPアドレスをDHCPによって割り当てる設定をします。
    • Red Hat Enterprise Linux/Rocky/AlmaLinux 9.0 での /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens192 設定例
      ※お客様の構成によって内容は異なります。

      [connection]
      id=ens192
      type=ethernet
      interface-name=ens192
      
      [ethernet]
      
      [ipv4]
      dns=127.0.0.1;
      ignore-auto-dns=true
      method=auto
      
      [ipv6]
      addr-gen-mode=eui64
      method=ignore
      
      [proxy]
    • Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky/AlmaLinux 8.0 での /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens192 設定例
      ※お客様の構成によって内容は異なります。

      DEVICE=ens192
      BOOTPROTO=dhcp
      ONBOOT=yes
      PEERDNS=no
      DNS1=127.0.0.1
  2. マルチIPアドレスグループから、対象のサーバーの割り当てを解除します。

一部のIPアドレスのみ割り当てをやめる手順

マルチIPアドレスグループから、特定のIPアドレスを解放する設定例を説明します。

  1. 対象のマルチIPアドレスグループを割り当てているサーバーの中で、解放したいIPアドレスを利用しているサーバーを調査します。

  2. 解放したいIPアドレスの割り当てを、OS上から解除します。複数台のサーバーへ設定されている場合は、すべてのサーバーで作業します。

  3. OS上で修正した設定を反映します。

    • サーバーを再起動し、解放するIPアドレスの割り当て解除を確実に実施してください。
      マルチIPアドレスグループから解放したIPアドレスを継続して利用すると、ネットワークの遮断措置が施される場合があります。
  4. マルチIPアドレスグループから、対象のIPアドレスを解放します。



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