増設ディスクの容量縮小方法
増設ディスクの容量を縮小するには、以下の手順にて、新しい増設ディスクへデータをコピーした後に、必要に応じてコピー元の現増設ディスクを削除してください。
Linux系OSの場合
本作業にて手順を間違えると、復旧作業のためにrootユーザーのパスワードが必要になります。
クラウドユーザーガイド(コンピューティング:コンソール接続する:Linux系OSの場合)_rootユーザでのログインについてを参考に、rootユーザーにパスワードを設定してください。
サーバーを停止します。
移行先ディスクを作成し、サーバーに接続します。
サーバーを起動します。
クラウドユーザーガイド(コンピューティング:追加したディスクの設定方法(マウント手順):Linux系OSの場合)を参考に、移行先ディスクをフォーマットします。
移行元ディスクへアクセスしているプロセスを停止します。お客様にて、対象のプロセスを確認し、停止してください。
コピーコマンド等を利用して、移行元ディスクからデータをコピーします。
※データ容量や時間帯により変動しますが、おおよその目安として、1GB/分程度の時間がかかります。[例]
# cp -pR /移行元ディスクのマウントポイント /移行先ディスクのマウントポイント
fstabに移行元ディスクの記述がある場合はコメントアウトします。
サーバーを停止します。
移行元ディスクを切断します。
移行先ディスクを一旦切断します。
移行先ディスクを再度接続します。
※手順10.11.は、ディスクの接続順を整理して、scsi番号のズレを防ぐために、必要な作業です。
OSの仕様により、すでにディスクが追加されている状態(デバイス名sdbと認識されている)で、後からディスクを追加すると、デバイス名はsdcと認識されます。
その後、sdbのディスクを削除して、OSを再起動すると、追加したディスクsdcが、sdbに繰り上がる場合があります。
サーバーを起動します。
移行先ディスクのデバイス名を確認します。
[例]
# fdisk -l
必要に応じて、手順13.で確認したデバイス名をもとに、fstabをお客様環境に合わせて編集します。
必要に応じて、移行先ディスクをマウントします。
[例]
# mount /マウントポイント
お客様システムおよびサービスの動作を確認します。
手順9.でサーバーから切断した移行元ディスクは、不要なら削除します。
Windows系OSの場合
- クラウドユーザーガイド(コンピューティング:追加したディスクの設定方法(マウント手順):Windows系OSの場合)を参考に、新規にマウントした追加ディスクを設定します。
- 移行元ディスクへアクセスしているプロセスを停止します。お客様にて、対象のプロセスを確認し、停止してください。
- Windowsのコントロールパネルを開きます。
- [ツール]-[フォルダーオプション]-[表示]タブで、「隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブを表示する」をクリックします。
- 移行元ドライブのファイルをすべて選択し、移行先ドライブへコピーします。
※データ容量や時間帯により変動しますが、おおよその目安として、1GB/分程度の時間がかかります。
- [コンピューターの管理]-[記憶域]-[ディスクの管理]をクリックします。
- 移行元ディスクを右クリックし、「オフライン」にします。
その後、移行先ボリュームを右クリックし、「ドライブ文字とパスの変更」を選択後、「変更」ボタンをクリックします。
移行元ボリュームで使用していたドライブ名に変更します。 - お客様システムおよびサービスの動作を確認します。
- 移行元ディスクをサーバーから切断し、不要なら削除します。
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