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【重要なお知らせ】サービス統合に基づくサービス名称の読み替えのお願い(2024年4月1日)

2024年4月1日をもって、「ニフクラ」は、「FJcloud-V」に統合し、名称を変更しました。
当サイトのアドレス(ドメイン名)に含まれる「nifcloud.com」は現時点では変更はございませんが、
各ページに記載の「ニフクラ」「NIFCLOUD」「nifcloud」は、「FJcloud-V」に読み替えていただきますようお願いいたします。

ニフクラ ユーザーガイド

クラウド トップ>コンピューティング>ユーザーガイド>ディスクがリードオンリーになった場合の対応手順

ディスクがリードオンリーになった場合の対応手順

ディスクがリードオンリーになっているか確認し、対応する手順の例です。
ディスク障害をきっかけとして、特定のディスクのみ確認するには、クラウドユーザーガイド(コンピューティング:OSから見えているディスクと、増設ディスクの紐付け方法)を参考に調査するべきディスクを特定してください。

Linux系OS

以下の手順にてマウント状態を確認し、必要な対処を実施してください。

  1. mountコマンドを事項し、リードオンリーのroと表示されている行を探します。

    $ mount
    /dev/sda2 on / type ext3 (rw)
    proc on /proc type proc (rw)
    sysfs on /sys type sysfs (rw)
    devpts on /dev/pts type devpts (rw,gid=5,mode=620)
    /dev/sda6 on /var type ext3 (rw)
    /dev/sda5 on /usr/local type ext3 (rw)
    /dev/sda1 on /boot type ext3 (rw)
    tmpfs on /dev/shm type tmpfs (rw)
    none on /proc/sys/fs/binfmt_misc type binfmt_misc (rw)
    sunrpc on /var/lib/nfs/rpc_pipefs type rpc_pipefs (rw)
    nfsd on /proc/fs/nfsd type nfsd (rw)
    /dev/sdb1 on /logs type ext3 (ro)
    /dev/sdc1 on /auditlog type ext3 (rw)
  2. 上記例の/dev/sdb1のようにroと表示されている行がある場合は継続の作業を実施してください。
    表示されない場合はリードオンリーになっているディスクはありません。リードオンリーに対する対処は不要です。

  3. リードオンリーになっているディスクによって対応が変わります。

    • ローカルディスクがリードオンリーの場合
      リードオンリーになっているディスクが/dev/sda[0-9]の場合、ローカルディスクがリードオンリーとなっています。
      1. 再起動途中に停止した時に対応できるように、コンソールから接続します。

      2. コンソールよりサーバーを再起動します。

      3. 起動時にfsckを求められたら、案内に従い実施します。

        例) /dev/sda3へのfsck

        # fsck -y /dev/sda3
        ~fsck の修復ログ~
      4. 再起動後、再度mountコマンドを実行し、リードオンリーになっている行が無いことを確認します。

    • 増設ディスクがリードオンリーの場合
      リードオンリーになっているディスクが/dev/sdaで始まっていない場合、増設ディスクがリードオンリーとなっています。
      1. 増設ディスク領域を一旦アンマウントします。

      2. アンマウントしたディスクに対して、fsckを実施します。
        以下コマンド例の[filesys]は/dev/sdb1等のデバイス名を指定してください。

        # fsck -y [filesys]
        ~fsck の修復ログ~
      3. 再度、マウントしてください。

    • ローカルディスク、増設ディスク両方がリードオンリーの場合
      1. 「ローカルディスクがリードオンリーの場合」を参考に、サーバーの再起動を実施する。

      2. 起動時にfsckを求められた場合、先にmountコマンドで確認した、すべての/dev/sdで始まるディスクに対してfsckを実施する。

        例) /dev/sda3、/dev/sdb1へのfsck

        # fsck -y /dev/sda3
        ~fsck の修復ログ~
        # fsck -y /dev/sdb1
        ~fsck の修復ログ~
      3. 再起動を実施する。

Windows系OSの場合

Windowsにおいて、ディスクがリードオンリーになっているか確認する提供可能な手順はありません。
Windowsの場合、動作が不安定であれば再起動を実施してください。



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