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【重要なお知らせ】サービス統合に基づくサービス名称の読み替えのお願い(2024年4月1日)

2024年4月1日をもって、「ニフクラ」は、「FJcloud-V」に統合し、名称を変更しました。
当サイトのアドレス(ドメイン名)に含まれる「nifcloud.com」は現時点では変更はございませんが、
各ページに記載の「ニフクラ」「NIFCLOUD」「nifcloud」は、「FJcloud-V」に読み替えていただきますようお願いいたします。

ニフクラ ユーザーガイド

クラウド トップ>コンピューティング>ユーザーガイド>シングルユーザーモードでのログイン手順

シングルユーザーモードでのログイン手順

コンソールから、シングルユーザーモードでログインする手順です。
ここで紹介するのは一例です。表示される内容はOSのバージョン、設定により影響をうけます。
また、他の方法でもシングルユーザーモードにログインできます。

Red Hat系Linux 7以降の場合

Red Hat系Linux 7以降の手順です。Red Hat系Linux 7未満はRed Hat系Linux 6以前の場合を参照してください。

  1. コントロールパネルより対象サーバーを起動。
  2. コントロールパネルより対象サーバーのコンソール機能を起動
  3. サーバーを再起動する。
    例)
    • コンソールからOSにログインし、OS上から再起動を実施する。
    • コンソール画面の「Ctrl + Alt + Delete」を押して、OSを再起動させる。
    • コントロールパネルより、再起動を実施する
      このとき、「BIOS画面で停止する」を有効にすると、次の操作が実施しやすくなります。
      コンソール起動後、BIOSから抜けるにはカーソルキー[→]を押下し、「Exit Discarding Changess」を選択し、BIOSの画面を抜けてください。
  4. GRUBの画面が表示され、起動するOSを選択する画面が表示されている間にキーボードの’e’を入力する。
    入力を受けるタイミングが短いため、BIOS画面が終わったら早めに押下してください。
  5. 表示された編集画面にて「linux」から始まる行を探す。
  6. 行の後ろ側にある「rhgb」を消去し、行末に「rw init=/bin/sh」を入力する。
    • 修正前

      load_video
      set gfx_payload=keep
      insmod gzio
      linux ($root)/vmlinuz-x.xx.x-xxx.xx.e1x.x86_64 root=UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxxxxxxx ro crashkernel=auto rhgb quiet ☆この行
      initrd ($root)/initramfs-x.xx.x-xxx.xx.e1x.x86_64.img $tuned_initrd
    • 修正後

      load_video
      set gfx_payload=keep
      insmod gzio
      linux ($root)/vmlinuz-x.xx.x-xxx.xx.e1x.x86_64 root=UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxxxxxxx ro crashkernel=auto quiet  rw init=/bin/sh
      initrd ($root)/initramfs-x.xx.x-xxx.xx.e1x.x86_64.img $tuned_initrd
  7. 「Ctrl」+「x」を押し起動する。
  8. シングルユーザーモードで起動したことを確認し、必要な作業をする。
    • 例)パスワードを設定する場合

      # passwd
      (Red Hat系Linux 8系以降)パスワード設定後に下記のコマンドを実行ください。
      # touch /.autorelabel
    • 例)fstabの設定を確認、変更する場合

      # vi /etc/fstab
  9. 必要な作業が完了したら、通常起動を実施。
    # exec /sbin/init を実行。

Red Hat系Linux 6以前の場合

Red Hat系Linux 6以下の手順です。Red Hat系Linux 7以上はRed Hat系Linux 7以降の場合を参照してください。

  1. コントロールパネルより対象サーバーを起動。
  2. コントロールパネルより対象サーバーのコンソール機能を起動
  3. サーバーを再起動する。GRUBのタイムアウト時間が非常に短いため、コントロールパネルからの操作を推奨します。
    例)
    • コントロールパネルより、再起動を実施する
      このとき、「BIOS画面で停止する」を有効にすると、次の操作が実施しやすくなります。
      コンソール起動後、BIOSから抜けるにはカーソルキー[→]を押下し、「Exit Discarding Changess」を選択し、BIOSの画面を抜けてください。
    • コンソールからOSにログインし、OS上から再起動を実施する。
    • コンソール画面の「Ctrl + Alt + Delete」を押して、OSを再起動させる。
  4. GRUBの画面が表示され、起動するOSを選択する画面が表示されている間にキーボードの’e’を入力。
  5. 表示された編集画面にて「kernel」から始まる行を探す。
  6. 行の後ろ側にある「rhgb」を消去、行末に「single」を入力しEnterを押す。
    • 修正前

      root (hd0,0)
      kernel /vmlinuz-x.x.xx-xxx.el6.x86_64 ro root=UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxxxxxxx rhgb quiet ☆この行
      initrd /initramfs-x.x.xx-xxx.el6.x86_64.img
    • 修正後

      root (hd0,0)
      kernel /vmlinuz-x.x.xx-xxx.el6.x86_64 ro root=UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxxxxxxx quiet single
      initrd /initramfs-x.x.xx-xxx.el6.x86_64.img
  7. 再度起動コマンド画面が表示される。そのまま’b’を入力。
  8. シングルユーザーモードが起動される。

Ubuntuの場合

Ubuntuのデフォルト設定は、シングルユーザーモードのログインができない設定となっています。
必要に応じてOS上の設定を変更し、シングルユーザーモードでのログインが行える設定にしてください。



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