OSから見えているディスクと、増設ディスクの紐付け方法
OSから見ているディスクと、コントロールパネル上で表示されているディスクを紐付ける方法です。
共通
CLIツールを導入する。
describe-instance-attribute コマンドを実行し、サーバーに付与されているディスクの情報を取得する。
# nifcloud computing describe-instance-attribute --instance-id Sever01 --attribute blockDeviceMapping { "BlockDeviceMapping": [ { "DeviceName": "SCSI (0:1)", "Ebs": { "AttachTime": "2020-09-17T18:22:18.000+09:00", "DeleteOnTermination": "false", "Status": "attached", "VolumeId": "hogehoedisk1", "VolumeUniqueId": "vol-xxxxxxxx" } } ], "InstanceId": "Server01", "InstanceUniqueId": "i-xxxxxxxx", "RequestId": "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx" }
以下の手順を参照に、LinuxまたはWindowsの内部からみたディスク識別子を確認する。
Linuxの場合
lsscsiを実行し、ディスクと紐付く識別子を確認する。
[0:0:0:0] disk VMware Virtual disk 2.0 /dev/sda [0:0:1:0] disk VMware Virtual disk 2.0 /dev/sdb [1:0:0:0] cd/dvd NECUMWare VMware IDE CDROM 1.00 /dev/sr0
[W:X:Y:Z]の「Y:Z」とCLIツールで取得した「DeviceName」の「SCSI (Y:Z)」を対応させて確認する。
例)「[0:0:1:1]」は、「SCSI (1:1)」に合致する
Windowsの場合
接続されているディスクを確認する。
PROMPT> diskpart DISKPART> list disk ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT ### ミック ------------ ------------- ------- ------- --- --- ディスク 0 オンライン 80 GB 0 B * ディスク 1 オンライン 100 GB 0 B * ディスク 2 オンライン 100 GB 0 B * DISKPART>
ディスクを指定して、ディスク識別子を確認する。
DISKPART> select disk 2 ディスク 2 が選択されました。 DISKPART> detail disk Micron_XXXXXXXXXXXXX-XXXXXXXXX ディスク ID: {XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX} 種類 : SCSI 状態 : オンライン パス : 1 ターゲット : 1 LUN ID : 0 場所のパス : XXXXXXX(X)#XXX(XXXX)#XXX(XXXX)#XXXX(XXXX) 現在の読み取り専用状態: いいえ 読み取り専用 : いいえ ブート ディスク : いいえ ページ ファイル ディスク : いいえ 休止状態ファイル ディスク : いいえ クラッシュ ダンプ ディスク : いいえ クラスター化ディスク : いいえ Volume ### Ltr Label Fs Type Size Status Info ---------- --- ----------- ---- ---------- ------- --------- -------- Volume 0 D NTFS Partition 100 GB 正常 データー
[W:X:Y:Z]の「Y:Z」とdetail diskの「パス: Y」と「ターゲット: Z」を対応させて確認する。
例)「[0:0:1:1]」は、「パス: 1」と「ターゲット: 1」に合致する