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【重要なお知らせ】サービス統合に基づくサービス名称の読み替えのお願い(2024年4月1日)

2024年4月1日をもって、「ニフクラ」は、「FJcloud-V」に統合し、名称を変更しました。
当サイトのアドレス(ドメイン名)に含まれる「nifcloud.com」は現時点では変更はございませんが、
各ページに記載の「ニフクラ」「NIFCLOUD」「nifcloud」は、「FJcloud-V」に読み替えていただきますようお願いいたします。

ニフクラ ユーザーガイド

クラウド トップ>コンピューティング>ユーザーガイド>ディスクの認識を外す設定方法(アンマウント手順):Linux系OSの場合

ディスクの認識を外す設定方法(アンマウント手順):Linux系OSの場合

起動中のサーバーからディスクを外す場合に、OS上でディスクの認識を外す設定の一例を説明します。お客様のご利用に応じて詳細設定を行ってください。

※コントロールパネルからのディスクをはずす操作前に、行う必要があります。

作業概要

手順の流れは以下の通りです。

  • 外す対象のディスクを確認
  • 自動マウントの設定を除去
  • マウントを解除
  • デバイスの認識を外し、外れたことを確認

手順

  1. 認識を外す対象デバイスを確認します。

    $ lsblk
    NAME   MAJ:MIN RM  SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
    sda      8:0    0   30G  0 disk 
    ├─sda1   8:1    0  487M  0 part /boot
    ├─sda2   8:2    0    2G  0 part [SWAP]
    └─sda3   8:3    0 27.6G  0 part /
    sdb      8:16   0  100G  0 disk             # こちらのデバイスが対象
    └─sdb1   8:17   0  100G  0 part /add_disk1  # こちらのデバイスが対象
    sr0     11:0    1 1024M  0 rom
  2. 自動マウント設定している場合は「/etc/fstab」の該当箇所を除去します。

    # vi /etc/fstab
    # /etc/fstab: static file system information.
    #
    # Use 'blkid' to print the universally unique identifier for a
    # device; this may be used with UUID= as a more robust way to name devices
    # that works even if disks are added and removed. See fstab(5).
    #
    # <file system> <mount point>   <type>  <options>       <dump>  <pass>
    # / was on /dev/sda3 during installation
    UUID=719a740c-1de4-44d8-80f0-d8308091cd00 /               ext4    errors=remount-ro 0       1
    # /boot was on /dev/sda1 during installation
    UUID=19ff119b-e070-4c35-9957-fe22717f918f /boot           ext4    defaults        0       2
    # swap was on /dev/sda2 during installation
    UUID=4b395b2b-d0a3-4d92-8a29-d314e1be5867 none            swap    sw              0       0
    /dev/fd0        /media/floppy0  auto    rw,user,noauto,exec,utf8 0       0
    UUID=94e93fc1-ecc4-4fc0-bd04-cb58e980e47e /add_disk1 ext4 defaults 1 2 # こちらの行を削除します
  3. マウントを解除します。

    # umount /add_disk1
  4. デバイスIDを確認するために lsscsi をインストールします。

    Red Hat Enterprise Linux/CentOS 7.x以降の場合

    # yum -y install lsscsi

    Ubuntu 18.04以降の場合

    # apt -y install lsscsi
  5. 認識を外す対象のデバイスIDを確認します。

    # lsscsi
    [1:0:0:0]    cd/dvd  NECVMWar VMware IDE CDR10 1.00  /dev/sr0 
    [2:0:0:0]    disk    VMware   Virtual disk     2.0   /dev/sda 
    [2:0:1:0]    disk    VMware   Virtual disk     2.0   /dev/sdb # こちらのデバイスが対象
  6. デバイスの認識を外します。

    ※「2:0:1:0」は手順4で確認した内容です。

    # echo 1 > /sys/class/scsi_device/2:0:1:0/device/delete
  7. デバイスが外れたことを確認します。

    # lsblk
    NAME   MAJ:MIN RM  SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
    sda      8:0    0   30G  0 disk 
    ├─sda1   8:1    0  487M  0 part /boot
    ├─sda2   8:2    0    2G  0 part [SWAP]
    └─sda3   8:3    0 27.6G  0 part /
    sr0     11:0    1 1024M  0 rom
  8. 以上の手順完了後にコンパネからディスクを外してください。

    ※誤ってローカルディスクの認識を外してしまった場合はコントロールパネルから強制停止した後、起動させてください。



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