プライベートLANから共通プライベートへの切り替え方法
サーバーに接続されているプライベートLANを共通プライベートへ切り替える手順と注意事項について説明します。
注意事項
OS上でプライベートIPアドレスを静的に割り当てている場合、共通プライベートへの切り替えに失敗します。(ネットワーク設定変更に伴う再起動は発生いたします)
そのため、事前にOS上でDHCPを利用してIPアドレスを取得する設定に変更していただいてから共通プライベートへの切り替えを実施してください。
対応手順
DHCPを利用してIPアドレスを取得する設定に変更します。
Red Hat Enterprise Linux/Rocky/AlmaLinux 9.0 の設定例
[connection] id=ens192 type=ethernet interface-name=ens192 [ethernet] [ipv4] dns=127.0.0.1; ignore-auto-dns=true method=auto [ipv6] addr-gen-mode=eui64 method=ignore [proxy]
Red Hat Enterprise Linux/CentOS/Rocky/AlmaLinux 7.0/8.0 の設定例
DEVICE=ens192 BOOTPROTO=dhcp ONBOOT=yes PEERDNS=no
対象のサーバーを停止します。 (サーバーの停止方法はこちらを参照してください)
切り替え手順を実施してください。
不正なIPアドレスを利用した場合、禁止事項に抵触したとみなし隔離する場合がございますので、ネットワーク設定変更時に誤ったIPアドレスを設定しないようご注意ください。
切り替え手順
左メニューから「ネットワーク」をクリックしてネットワーク図を表示します。
ネットワーク図にある、ネットワーク切り替え対象の「サーバー」をクリックします。
「サーバーの操作」のプルダウンから、「ネットワーク設定変更」を選択します。
「サーバーのネットワーク設定変更」ダイアログが表示されます。プライベート側のプルダウンから「共通プライベート」を選択したら、「確認」ボタンをクリックします。 (「自動割り当て」「付替IPアドレス」についてはお客様に合った項目を選択してください)
「保存する」ボタンをクリックしたら、共通プライベートへの切り替え完了です。