VMware Tools/open-vm-toolsアンインストール
VVMware Tools / open-vm-tools のインストール状態に応じたアンインストール手順をご紹介いたします。
アンインストールが完了した状態でサーバーの停止を実行してしまった場合、次回起動時にネットワーク通信が行えない状態となってしまいますので、 必ずVMware Tools あるいは open-vm-tools のインストール手順との組み合わせでご利用ください。
VMware Tools/open-vm-toolsインストール・再インストール
VMware Toolsのアンインストール
Red Hat Enterprise Linux / CentOS サーバー
VMware Toolsがインストール済であることを確認します。
# vmware-toolbox-cmd -v
VMware Toolsのインストール形態を確認します。
以下コマンドの実行結果により、パッケージが検索された場合は、OSP版のVMware Toolsです。以下3-1. を実行ください。そうでない場合はISO版VMware toolsと判断します。3-2. を実行ください。
※VMware ToolsにはLinuxゲストOS用Operating System Specific Package (以降、OSP版と表記します)を使ってインストールする形式と、ISOをマウントしてtar.gzをインストールする形式(以降、ISO版と表記します)がございます。# rpm -qa | grep vmware-tools
手順2の実行結果により、3-1, 3-2いずれかを実行します。
(OSP版の場合)以下のrpm削除コマンドを立て続けに実行します。
# rpm -e vmware-tools-esx # rpm -e vmware-tools-esx-nox # for file in `rpm -qa|grep vmware-tools-esx-kmods`; do > rpm -e $file > done # rpm -e vmware-tools-thinprint # rpm -e vmware-tools-hgfs # for file in `rpm -qa |grep vmware-tools-plugins`; do > rpm -e $file > done # rpm -e vmware-tools-user # rpm -e vmware-tools-services # for file in `rpm -qa |grep vmware-tools|grep kmod|grep -v vmci`; do > rpm -e $file > done # for file in `rpm -qa |grep vmware-tools|grep kmod|grep vmci`; do > rpm -e $file > done # for file in `rpm -qa |grep vmware-tools|grep common`; do > rpm -e $file > done # rpm -e vmware-tools-help # rpm -e vmware-tools-guestsdk # rpm -e vmware-tools-core # rpm -e vmware-tools-libraries-x # rpm -e vmware-tools-libraries-nox # rpm -e vmware-tools-guestlib # rpm -e --nodeps vmware-tools-xorg-drv-mouse # rpm -e --nodeps vmware-tools-xorg-drv-display # rpm -e vmware-tools-foundation
(ISO版の場合)以下のVMware Toolsアンインストールコマンドを実行します。
# vmware-uninstall-tools.pl
VMware Toolsが削除されていることを確認します。
# vmware-toolbox-cmd -v -bash: /usr/bin/vmware-toolbox-cmd: そのようなファイルやディレクトリはありません
Ubuntu サーバー
VMware Toolsがインストール済であることを確認します。
# vmware-toolbox-cmd -v
VMware Toolsのインストール形態を確認します。
以下コマンドの実行結果により、パッケージが検索された場合は、OSP版のVMware Toolsです。以下3-1. を実行ください。そうでない場合はISO版VMware toolsと判断します。3-2. を実行ください。
※VMware ToolsにはLinuxゲストOS用Operating System Specific Package (以降、OSP版と表記します)を使ってインストールする形式と、ISOをマウントしてtar.gzをインストールする形式(以降、ISO版と表記します)がございます。# sudo dpkg -l vmware-tools-*
手順2の実行結果により、3-1, 3-2いずれかを実行します。
3-1. (OSP版の場合)以下コマンドにより、VMware Tools関連パッケージを一律アンインストールします。# sudo apt-get remove --purge 'vmware-tools-*'
3-2. (ISO版の場合)以下のVMware Toolsアンインストールコマンドを実行します。
# sudo vmware-uninstall-tools.pl
VMware Toolsが削除されていることを確認します。
# vmware-toolbox-cmd -v -bash: /usr/bin/vmware-toolbox-cmd: そのようなファイルやディレクトリはありません
open-vm-toolsのアンインストール
Red Hat系Linux 6のEPEL利用、Red Hat系Linux 7以降のサーバーのアンインストール
現在インストール状態のopen-vm-toolsバージョンを確認します。(以下、実行例です)
# rpm -q open-vm-tools open-vm-tools-x.x.x-x.x.x86_64
以下コマンドにより、open-vm-tools関連パッケージを一律アンインストールします。
# yum remove open-vm-tools
open-vm-toolsが削除されていることを確認します。(何も出力されません)
# rpm -q open-vm-tools
Ubuntu 14.04以降のサーバー
現在インストール状態のopen-vm-toolsバージョンを確認します。
# sudo dpkg-query -s open-vm-tools
以下コマンドにより、open-vm-tools関連パッケージを一律アンインストールします。
# sudo apt-get --purge remove open-vm-tools
open-vm-toolsが削除されていることを確認します。
# sudo dpkg-query -s open-vm-tools dpkg-query: package 'open-vm-tools' is not installed and no information is available Use dpkg --info (= dpkg-deb --info) to examine archive files, and dpkg --contents (= dpkg-deb --contents) to list their contents.