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【重要なお知らせ】サービス統合に基づくサービス名称の読み替えのお願い(2024年4月1日)

2024年4月1日をもって、「ニフクラ」は、「FJcloud-V」に統合し、名称を変更しました。
当サイトのアドレス(ドメイン名)に含まれる「nifcloud.com」は現時点では変更はございませんが、
各ページに記載の「ニフクラ」「NIFCLOUD」「nifcloud」は、「FJcloud-V」に読み替えていただきますようお願いいたします。

ニフクラ ユーザーガイド

クラウド トップ>コンピューティング>ユーザーガイド>OS初期化スクリプトのご利用設定

OS初期化スクリプトのご利用設定

VMインポート機能で作成したサーバーおよび、2011年10月26日以前にスタンダードイメージから作成したサーバーに対して、以下のサービスを利用する場合はOS初期化スクリプトのインストールが必要となります。

以下の手順を参考に、OS初期化スクリプトをインストールしてください。

Linux系サーバー(Red Hat Enterprise Linux、CentOS、Rocky Linux、AlmaLinux)設定手順

該当サーバーにログインして、rootユーザにて以下の設定を行ってください。

Red Hat Enterprise Linux 8.0、CentOS 8.0、Rocky Linux 8、AlmaLinux 8 以降の場合
  1. OS初期化スクリプトのダウンロードと展開

    # wget https://docs.nifcloud.com/files/cloudinit_linux_8.tar.gz
    # tar xvzf cloudinit_linux_8.tar.gz
  2. OS初期化スクリプトの配備

    展開した初期化スクリプトを配備します。
    ※OS初期化スクリプトがすでに存在する場合は、上書きを行ってください。

    unitファイルの配置

    # cp nifcloud.service /etc/systemd/system/
    # cp nifcloud_init.service /etc/systemd/system/
    # cp nifcloud_update.service /etc/systemd/system/
    # chmod 644 /etc/systemd/system/nifcloud*

    初期化スクリプトの配置

    # cp nifcloud /usr/local/sbin/
    # cp nifcloud_init /usr/local/sbin/
    # cp nifcloud_update /usr/local/sbin/
    # chmod 755 /usr/local/sbin/nifcloud*
  3. OS初期化スクリプトの起動設定

    # systemctl daemon-reload
    # systemctl enable nifcloud.service
    # systemctl enable nifcloud_init.service
    # systemctl enable nifcloud_update.service
  4. OS初期化スクリプトの起動確認

    サーバー起動時スクリプトを利用し、OS初期化スクリプトが動作するか確認します。サーバーの起動か再起動時に、スクリプトを使用するを選択し、起動時にスクリプトを実行します。

    例えば、スクリプトに以下のスクリプトを指定し、/tmpディレクトリにcloudinit_test.XXXXXXXXXファイルが出力されることを確認します。

    #!/bin/bash
    TMPFILE=$(mktemp /tmp/cloudinit_test.XXXXXXXXX)
    echo "completed successfully" > ${TMPFILE}
Red Hat Enterprise Linux 7.0、CentOS 7.0 の場合
  1. OS初期化スクリプトのダウンロードと展開

    # wget https://docs.nifcloud.com/files/cloudinit_linux_7.tar.gz
    # tar xvzf cloudinit_linux_7.tar.gz
  2. OS初期化スクリプトの配備

    展開した初期化スクリプトを配備します。
    ※OS初期化スクリプトがすでに存在する場合は、上書きを行ってください。

    unitファイルの配置

    # cp nifty.service /etc/systemd/system/
    # cp niftycloud_init.service /etc/systemd/system/
    # cp niftycloud_update.service /etc/systemd/system/
    # chmod 644 /etc/systemd/system/nifty*

    初期化スクリプトの配置

    # cp nifty /usr/local/sbin/
    # cp niftycloud_init /usr/local/sbin/
    # cp niftycloud_update /usr/local/sbin/
    # chmod 755 /usr/local/sbin/nifty*
  3. OS初期化スクリプトの起動設定

    # systemctl daemon-reload
    # systemctl enable nifty.service
    # systemctl enable niftycloud_init.service
    # systemctl enable niftycloud_update.service
  4. OS初期化スクリプトの起動確認

    サーバー起動時スクリプトを利用し、OS初期化スクリプトが動作するか確認します。サーバーの起動か再起動時に、スクリプトを使用するを選択し、起動時にスクリプトを実行します。

    例えば、スクリプトに以下のスクリプトを指定し、/tmpディレクトリにcloudinit_test.XXXXXXXXXファイルが出力されることを確認します。

    #!/bin/bash
    TMPFILE=$(mktemp /tmp/cloudinit_test.XXXXXXXXX)
    echo "completed successfully" > ${TMPFILE}
Red Hat Enterprise Linux 6.X、CentOS 6.X 以前の場合
  1. OS初期化スクリプトのダウンロードと展開

    # wget https://docs.nifcloud.com/files/cloudinit_linux_6.tar.gz
    # tar xvzf cloudinit_linux_6.tar.gz
  2. OS初期化スクリプトの配備

    # cp nifty /etc/rc.d/init.d/nifty
    # chmod 755 /etc/rc.d/init.d/nifty
    # cp niftycloud_update /etc/rc.d/init.d/niftycloud_update
    # chmod 755 /etc/rc.d/init.d/niftycloud_update
    # cp niftycloud_init /etc/rc.d/init.d/niftycloud_init
    # chmod 755 /etc/rc.d/init.d/niftycloud_init
  3. OS初期化スクリプトの起動設定

    ※すでにリンクの設定が存在する場合は、この手順は不要です。

    runlevel3 で初期化スクリプトが起動するよう設定を行います。

    # cd /etc/rc3.d/
    # ln -s /etc/rc.d/init.d/nifty S99nifty
    # ln -s /etc/rc.d/init.d/niftycloud_update S04niftycloud_update
    # ln -s /etc/rc.d/init.d/niftycloud_init S05niftycloud_init
  4. OS初期化スクリプトの起動確認

    サーバー起動時スクリプトを利用し、OS初期化スクリプトが動作するか確認します。サーバーの起動か再起動時に、スクリプトを使用するを選択し、起動時にスクリプトを実行します。

    例えば、スクリプトに以下のスクリプトを指定し、/tmpディレクトリにcloudinit_test.XXXXXXXXXファイルが出力されることを確認します。

    #!/bin/bash
    TMPFILE=$(mktemp /tmp/cloudinit_test.XXXXXXXXX)
    echo "completed successfully" > ${TMPFILE}

Linux系サーバー(Ubuntu)設定手順

該当サーバーにログインして、rootユーザにて以下の設定を行ってください。

Ubuntu 16.04 以降の場合
  1. OS初期化スクリプトのダウンロードと展開

    # wget https://docs.nifcloud.com/files/cloudinit_ubuntu_systemd.tar.gz
    # tar xvzf cloudinit_ubuntu_systemd.tar.gz
  2. OS初期化スクリプトの配備

    展開した初期化スクリプトを配備します。
    ※OS初期化スクリプトがすでに存在する場合は、上書きを行ってください。

    unitファイルの配置

    # cp nifty.service /etc/systemd/system/
    # cp niftycloud_init.service /etc/systemd/system/
    # cp niftycloud_update.service /etc/systemd/system/
    # chmod 644 /etc/systemd/system/nifty*

    初期化スクリプトの配置

    # cp nifty /usr/local/sbin/
    # cp niftycloud_init /usr/local/sbin/
    # cp niftycloud_update /usr/local/sbin/
    # chmod 755 /usr/local/sbin/nifty*
  3. OS初期化スクリプトの起動設定

    # systemctl daemon-reload
    # systemctl enable nifty.service
    # systemctl enable niftycloud_init.service
    # systemctl enable niftycloud_update.service
  4. OS初期化スクリプトの起動確認

    サーバー起動時スクリプトを利用し、OS初期化スクリプトが動作するか確認します。サーバーの起動か再起動時に、スクリプトを使用するを選択し、起動時にスクリプトを実行します。

    例えば、スクリプトに以下のスクリプトを指定し、/tmpディレクトリにcloudinit_test.XXXXXXXXXファイルが出力されることを確認します。

    #!/bin/bash
    TMPFILE=$(mktemp /tmp/cloudinit_test.XXXXXXXXX)
    echo "completed successfully" > ${TMPFILE}
Ubuntu 14.04 以前の場合
  1. OS初期化スクリプトのダウンロードと展開

    # wget https://docs.nifcloud.com/files/cloudinit_ubuntu.tar.gz
    # tar xvzf cloudinit_ubuntu.tar.gz
  2. OS初期化スクリプトの配備

    展開した初期化スクリプトを配備します。
    ※OS初期化スクリプトがすでに存在する場合は、上書きを行ってください。

    # cp nifty /etc/init.d/nifty
    # chmod 755 /etc/init.d/nifty
    # cp niftycloud_update /etc/init.d/niftycloud_update
    # chmod 755 /etc/init.d/niftycloud_update
    # cp niftycloud_init /etc/init.d/niftycloud_init
    # chmod 755 /etc/init.d/niftycloud_init
  3. OS初期化スクリプトの起動設定

    runlevelS で初期化スクリプトが起動するよう設定を行います。
    ※すでにリンクの設定が存在する場合は、この手順は不要です。

    # cd /etc/rcS.d/
    # ln -s /etc/init.d/niftycloud_update S39niftycloud_update
    # ln -s /etc/init.d/niftycloud_init S40niftycloud_init
    # ln -s /etc/init.d/nifty S41nifty
  4. OS初期化スクリプトの起動確認

    サーバー起動時スクリプトを利用し、OS初期化スクリプトが動作するか確認します。サーバーの起動か再起動時に、スクリプトを使用するを選択し、起動時にスクリプトを実行します。

    例えば、スクリプトに以下のスクリプトを指定し、/tmpディレクトリにcloudinit_test.XXXXXXXXXファイルが出力されることを確認します。

    #!/bin/bash
    TMPFILE=$(mktemp /tmp/cloudinit_test.XXXXXXXXX)
    echo "completed successfully" > ${TMPFILE}

Windows系サーバー設定手順

該当サーバーに管理者アカウントにてログインし、以下の設定を行ってください。

  1. OS初期化スクリプトのダウンロードと展開

    下記のURLのスクリプトをブラウザなどでダウンロードして展開してください。

    https://docs.nifcloud.com/files/cloudinit_win.zip
  2. OS初期化スクリプトの配備

    展開した初期化スクリプトを配備します。「C:\Program Files\Nifty\Cloud\」フォルダを作成し、そこに展開したフォルダの中にあるファイルすべてをコピーします。コピー後、以下の4つのスクリプトが設置されていることを確認してください。

    ※OS初期化スクリプトがすでに存在する場合は、上書きを行ってください。

    「Cloud」フォルダ

  3. OS初期化スクリプトの起動設定

    VMware Toolsの「ゲストOSをパワーオン」イベントで起動するカスタムスクリプトとして、「C:\Program Files\Nifty\Cloud\CloudInit.bat」を登録します。

    1. コマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行(A)」します。

      コマンドプロンプトを右クリックし、「管理者として実行(A)」します。

    2. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行し、OS初期化スクリプトを登録します。

      C:\Program Files\VMware\VMware Tools\VMwareToolboxCmd.exe script power set "C:\Program Files\Nifty\Cloud\CloudInit.bat"
    3. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行し、OS初期化スクリプトが登録されていることを確認します。

      C:\Program Files\VMware\VMware Tools\VMwareToolboxCmd.exe script power current
      C:\Program Files\Nifty\Cloud\CloudInit.bat #こちらが出力されていることを確認
  4. OS初期化スクリプトの起動確認

    サーバー起動時スクリプトを利用し、OS初期化スクリプトが動作するか確認します。サーバーの起動か再起動時に、スクリプトを使用するを選択し、起動時にバッチを実行します。

    例えば、スクリプトに以下のバッチを指定し、C:\Windows\Tempフォルダにcloudinit_test.logファイルが出力されることを確認します。

    @REM
    set CLOUDINIT_LOG_FILE=%windir%\Temp\cloudinit_test.log
    echo completed successfully > %CLOUDINIT_LOG_FILE%


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