VMインポート
VMインポートの利用の技術仕様/制限値について記しています。
基本仕様
インポート検証済みOS
Linux | ・CentOS 5.3(32bit/64bit) ・CentOS 5.6(64bit) ・CentOS 5.11(64bit) ・CentOS 6.0(64bit) ・CentOS 6.2(64bit) ・CentOS 6.3(64bit) ・CentOS 6.4(32bit/64bit) ・CentOS 6.6(64bit) ・CentOS 6.7(64bit) ・CentOS 6.9(64bit) ・CentOS 6.10(64bit) ・CentOS 7.0(64bit) ・CentOS 7.1(64it) ・CentOS 7.4(64bit) ・CentOS 7.5(64bit) ・CentOS 7.6(64bit) ・CentOS 7.7(64bit) ・CentOS 7.8(64bit) ・CentS 7.9(64bit) ・CentOS 8.0(64bit) ・CentOS 8.1(64bit) ・CentOS 8.2(64bit) ・CentOS 8.3(64bit) ・Rocky Linux 8.4(64bit) ・Rocky Linux 8.5(64bit) ・Rocky Linux 8.6(64bit) ・Rocky Linux 8.7(64bit) ・Rocky Linux 8.8(64bit) ・Rocky Linux 8.9(64bit) ・Rocky Linux 8.10(64bit) ・Rocky Linux 9.0(64bit) ・Rocky Linux 9.1(64bit) ・Rocky Linux 9.2(64bit) ・Rocky Linux 9.3(64bit) ・Rocky Linux 9.4(64bit) ・AlmaLinux 8.4(64bit) ・AlmaLinux 8.5(64bit) ・AlmaLinux 8.6(64bit) ・AlmaLinux 8.7(64bit) ・AlmaLinux 8.8(64bit) ・AlmaLinux 8.9(64bit) ・AlmaLinux 8.10(64bit) ・AlmaLinux 9.0(64bit) ・AlmaLinux 9.1(64bit) ・AlmaLinux 9.2(64bit) ・AlmaLinux 9.3(64bit) ・AlmaLinux 9.4(64bit) ・Red Hat Enterprise Linux 5.8(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 5.11(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 6.1(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 6.3(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 6.4(32bit/64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 6.6(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 6.7(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 6.9(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 6.10(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 7.0(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 7.1(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 7.4(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 7.5(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 7.6(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 7.7(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 7.8(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 7.9(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.0(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.1(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.2(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.3(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.4(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.5(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.6(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.7(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.8(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.9(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 8.10(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 9.0(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 9.1(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 9.2(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 9.3(64bit)(※1) ・Red Hat Enterprise Linux 9.4(64bit)(※1) ・Ubuntu 10.04(64bit) ・Ubuntu 14.04(64bit) ・Ubuntu 16.04(64bit) ・Ubuntu 18.04(64bit) ・Ubuntu 20.04(64bit) ・Ubuntu 22.04(64bit) |
Windows | ・Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard Edition(64bit) ・Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition(64bit) ・Microsoft Windows Server 2012 Standard Edition(64bit) ・Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard Edition(64bit) ・Microsoft Windows Server 2016 Standard Edition(64bit) ・Microsoft Windows Server 2019 Standard Edition(64bit) ・Microsoft Windows Server 2022 Datacenter Edition(64bit) |
※1 お客様が保有する「Red Hat Enterprise Linux サブスクリプション」のOSイメージを、ニフクラにお持ち込みいただく場合は、下記ページをご覧ください。
クラウド技術仕様/制限値(コンピューティング:Red Hat Cloud Access)
※2021/12/8以降、インポート検証済みOS一覧からMicrosoft Windows Server 2003は削除されました。
※ニフクラ提供側で動作確認がとれたものを記載しております。記載の無いOSにつきましても、インポートできる可能性はございます。
※WindowsServerは、インポート後にサーバー上でアクティベーション操作が必要な場合があります。その際は画面の指示に従い、Microsoft社へお問い合わせください。
※インフラ基盤のバージョンアップにより、インポート検証済みOSが変更される可能性があります。常に最新の情報を参照して、対応の有無を確認してください。
使用するポート番号とプロトコル
VMインポート時に使用するポート番号とプロトコルは、以下となります。
ポート番号 | 443 |
プロトコル | HTTPS |
OVFファイルの通過条件
VM数のチェック | 単数であること |
Disk数のチェック | 単数であること |
仮想ハードウェアチェック | vHW7、vHW8、vHW9、vHW10、vHW11、vHW13、vHW14、vHW15、vHW17、vHW18、vHW19 |
ネットワークアダプタ | VMXNET3、E1000 |
VMDKファイルのサイズチェック | ・ovf:size が500GB以下であること ・ovf:capacity が以下の通りであること ・ローカルディスク(フラッシュ対応)のゾーンの場合、2000GB以下であること ・ローカルディスク(フラッシュ対応)のゾーンではない場合、1000GB以下であること |
インポートOSのチェック | インポート検証済みOSを参照 |
※ゾーンがローカルディスク(フラッシュ対応)のゾーンかどうかは、ゾーン別機能対応表をご確認ください。
※OVFファイルのチェック時にDisk本数が2本以上の場合エラーとなります。
※Disk数はドライブレター単位(パーティション数)ではなく、デバイス単位(ディスク数)となります。
制限事項
※VMインポート前にご確認ください。
イメージの作成方法については、以下を確認してください。
クラウドユーザーガイド(コンピューティング:VMイメージの作成方法)VMware Toolsがインストールされている必要があります。
必須バージョンに満たないVMware Tools/open-vm-toolsを利用した場合、コントロールパネルおよびニフクラ APIが正常に動作しない場合があります。
VMware Toolsの必須バージョンについては、以下をご確認ください。
クラウド技術仕様/制限値(コンピューティング:サーバー)Windows Server 2012以降ではE1000はサポート対象外です。詳細は以下をご確認ください。
公式FAQ:Windows Server 2012 を利用している場合に、ネットワークが不安定になる。マウントしているディスクはインポートすることができません。
マウントディスクをはずしてから、VMイメージの作成をお願いします。VMイメージファイルのアップロード時にCPU、メモリを選択します。
32bit版のOSをインポートされる場合、4GB以上のメモリを選択しても実際の使用量は3.5GB程度になります。IPアドレスが自動割り当てとなっているネットワーク(共通グローバルにて自動割り当てまたは付替IPアドレスを選択、共通プライベートにて自動割り当てまたは付替IPアドレスを選択、プライベートLANにて自動割り当てまたは指定するを選択)に接続した場合、お客様のサーバーに動的にIPアドレス取得するよう設定を変更してください。静的に振られている場合インポートエラーとなります。
IPアドレスが静的割り当てとなっているネットワーク(プライベートLANにて指定しないを選択)に接続した場合、静的IPアドレスを利用することができます。
プライベートLANにて利用可能なIPアドレスについては、以下をご確認ください。
クラウド技術仕様/制限値(ネットワーク:プライベートLAN)
VMインポートは、1IDにつき1セッションを推奨しています。1セッション以上のセッションを張った場合、処理時間が遅延する可能性がございます。
暗号化の手段問わず、ディスクを暗号化しているVMイメージは、インポートすることができません。
暗号化を解除してから、VMイメージの作成をお願いします。ovfファイル上、3本以上のNICが存在していても、VMインポート時に指定したNICだけになります。(グローバル側:0~1本、プライベート側:1本)
VMインポート時のディスクサイズはovfファイルに記載しているサイズで作成されます。なお、capacityは容量を指定し、capacityAllocationUnitsは単位を指定します。
【30GBの設定例】
<DiskSection>の以下を利用します。ovf:capacity="30" ovf:capacityAllocationUnits="byte * 2^30"
VMインポート時に「インポート失敗原因:リソースが確保できません。」が表示された場合、ovfファイル内のパラメーター「useAutoDetect」を「false」に変更してください。
【設定例】<vmw:Config ovf:required="false" vmw:key="useAutoDetect" vmw:value="false"/>
CD-ROMのマウント方式は、IDEパススルーに設定されます。
VMインポートされたサーバーは、ニフクラに合わせた構成に変更されます。
MACアドレスの固定化をはじめとしたサーバーとしての個別設定やゲストOS上の設定などは、ニフクラに合わせた設定に変更されますのであらかじめご了承ください。ニフクラの構成上、仮想ディスクのアダプタータイプはSCSIのみ対応しております。事前にお客様にて、すべての仮想ディスクがSCSIディスクであることを確認後にエクスポートを実施してください。なおIDEディスクが存在する場合は、必ずSCSIディスクへの変換を実施してください。
ディスクの構成はVMインポート前後で変わりません。1つのディスクの中で複数パーティションを区切っていた場合もVMインポート前と同じ構成になります。
スナップショットを持っている仮想マシンのovfファイルはVMインポートできません。スナップショットをすべて消した状態でovfファイルをエクスポートしてください。
注意事項
- 検証済みOS以外のVMインポートにつきましては、サーバーおよびコントロールパネルの動作保証をしておりません。あらかじめご了承ください。
- インポートしたサーバーはニフクラ仕様のサーバーに準拠して作成されますが、基本ディスク容量は、Linux系:30GB、Windows系:80GBとなっております。
- VMインポートに失敗したサーバー(コントロールパネルにて「インポートエラー」と表示されたサーバー)は、3日程度で自動削除されます。
- インポートに成功したサーバーについてはインポートするOSごとに別途OS利用料金が発生しますが、インポートエラーとなったサーバーについては料金は発生しません。
- VMインポートする場合は、ゾーンを選択してインポートします。
- VMインポートにて作成されたサーバーは、ホットスケールアップの対象外です。
サーバータイプの変更を行うときには再起動が必要となります。 - VMインポート機能でインポートするサーバーをプライベートLAN環境に入れたい場合、インポート時にコントロール画面上で指定のプライベートLANをご指定ください。プライベートLANは、事前にコントロールパネルより作成されている必要があります。
- 本機能を利用して作成したサーバー上ではVMware Toolsによる時刻同期設定がDisableとなるため、VMware Toolsによる時刻同期設定を利用する場合は以下を参照しEnableに変更をお願いします。
クラウドユーザーガイド(コンピューティング:VMware Tools操作ガイド)_VMware Tools/open-vm-toolsの時刻同期の有効・無効設定 - サービスパックを適用していないWindows Server 2003、Web EditionおよびStandard Editionをご利用中のお客様は、VMインポート後にサーバーが正常に動作しない場合があります。下記の注意事項をご確認の上、ご利用ください。
クラウドユーザーガイド(コンピューティング:Windows Server 2003サービスパックなし(32bit版)をVMインポートする際の注意事項) - SAP製品利用をお申し込みされたIDでVMインポートを実施する場合、SAP Solution Managerからの情報取得のための設定が削除される場合がございますので、別途お問い合わせが必要になります。設定の詳細はニフクラ SAP製品の利用をご確認ください。
- VMインポート直後は起動した状態でサーバー作成されます。停止した状態でサーバー作成することはできません。
- VMインポートで作成したサーバーの時刻ずれが確認された場合VMware時刻同期設定がdisableになっている可能性があります。時刻同期設定をenableへ変更いただくか、NTPによる時刻同期を実施ください。
VMware Tools/open-vm-toolsの時刻同期の有効・無効設定
NTPの設定の時刻同期 - VMインポート機能で作成したサーバーでサーバー起動時スクリプトやカスタマイズイメージ:イメージ配布機能を利用するには、以下を参照してOS初期化スクリプトをインストールしてください。
コンピューティング:OS初期化スクリプトのご利用設定
- 仮想アプライアンスも、VMインポート機能に対応するVMイメージであればインポートできる可能性があります。弊社では動作確認を行っていないためお客様責任のもとで検証・確認を実施してください。
ただし、ニフクラの禁止事項に抵触している場合は、利用できません。 機能・サービス【ニフクラ 禁止事項】