VMware Tools/open-vm-tools
ニフクラで仮想マシン(VM)構築に利用しているVMware Tools/open-vm-toolsの技術仕様/制限値について記しています。
VMware Tools/open-vm-toolsのバージョンについて
最新バージョンのVMware Tools/open-vm-toolsでのご利用を推奨いたします。
必須バージョンに満たないVMware Toolsの利用、またはopen-vm-toolsがベンダーサポートの期限が過ぎたゲストOSを利用する場合、コントロールパネルおよびニフクラ APIは正常に動作しない場合がございます。
OS | 呼称 | 必須バージョン |
---|---|---|
Linuxサーバー | open-vm-tools | 必須バージョン特になし。ゲストOSのベンダーサポート期限に準拠 |
Windowsサーバー | VMware Tools | バージョン11.1.0以上 |
- VMware Toolsの必須バージョンの変更のタイミングは、現時点の必須バージョンがVMware社のEoGS(End of General Support)を迎えるタイミングとなります。必須バージョンの変更の際には半年前に告知を行います。
- VMware Tools/open-vm-toolsのバージョン表記は、バージョンが「10.1.15」未満の場合は「10.1.15以前のバージョン」と表示されます。
VMware Tools/open-vm-toolsのバージョン確認
VMware Tools/open-vm-toolsの起動状態、バージョンについてはコントロールパネルのサーバー詳細画面からご確認いただけます。
コントロールパネルヘルプ
また、コマンドでもご確認いただけます。以下を参考にしてくだい。
VMware Tools/open-vm-toolsのバージョン確認
注意事項
- VMware Tools/open-vm-toolsが動作していない場合、ファイアウォールの動作に影響する場合がございます。詳しくは以下をご確認ください。
クラウド技術仕様/制限値(コンピューティング:ファイアウォール:ルール) - VMware Tools/open-vm-toolsのバージョンアップは、お客様にて手動で実施いただく必要がございます。事前に十分な動作確認のうえお客様で実施いただくようお願いいたします。
- 切り戻しが必要な場合に備えて、バージョンアップ操作の前にスナップショットの取得を推奨します。
- VMware ToolsはバージョンによりサポートされるOSに制限がございます。詳細は、VMware社のVMware Toolsのリリースノートをご確認ください。
Vmware Tools のドキュメント - サポートされていないOSでのVMware Toolsの挙動につきましては、お問い合わせいただいてもサポートできない場合がございます。
- 2017年8月以降、ニフクラ上で作成されたサーバーは、サーバー再起動を起因としたバージョンアップが行われない動作に変更いたしました。
- VMware Tools Operating System Specific Packages(OSP)、またはopen-vm-toolsがインストールされているサーバーにつきましても、手動でのバージョンアップが必要となります。
- SHA-2コード署名をサポートしていないWindows Server 2008 R2では、VMware Tools 11.2.0以降のアップグレードに失敗します。
- Windows Server 2008 R2は、2019年3月にリリースされた更新プログラムによってSHA-2コード署名がサポートされるようになるため、VMware Toolsのアップグレードを行うために更新プログラムの適用が必要となる場合があります。
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