サーバーコピー
サーバーコピーの技術仕様/制限値について記しています。
構成の上限
コピー可能なサーバー | 増設ディスクとVMインポートの超過分の合計が300GB以内のサーバー |
コピー後のサーバー名 | ・処半角英数字1~15文字のみ使用可 ・自動的に連番(サーバー名-**)が割り当てられます ・コピー元のサーバーに増設ディスクが接続されている場合、増設ディスク名にもディスク名-*(数字)が割り当てられます。 |
作成台数 | サーバー全体で計20台/ゾーン |
- コピーしたサーバーのIPアドレスはDHCPにより、自動で割り振られます。
- Windows系OSのサーバーコピーを実施いただいた場合、APIPAという特殊なIPアドレス(169.254.x.x/16)が自動で割り当てられますので手動で再設定いただく必要があります。
注意事項
- プライベートLANをご利用でプライベートIPアドレスを手動で設定されていたお客様につきましては、プライベート側のIPアドレスはコピー元サーバーのIPアドレスとなり、サーバー起動時に重複する可能性があるため、手動で変更してください。
- コピー正常完了後の起動エラーについては、責任範囲外とさせていただきます。
サーバーコピー中は、コピー元・コピー後のサーバー操作はできません。
- サーバーコピーの所要時間はニフクラの混雑状況やサーバータイプにより変わります。
- コピー時に、コピー先サーバーのリージョンおよびゾーンを選択できます。
他のゾーンへ作成する場合はディスク使用量10GBにつき1時間ほど追加で時間がかかります。 - ニフクラID間のサーバーコピーはできません。機能・サービス【カスタマイズイメージ/イメージ配布】の利用を検討してください。
- 増設ディスクとVMインポートの超過分の合計が300GBを超える場合はコピー不可となります。
- 選択したサーバーのCPU使用率が高い場合、作成されるサーバーやイメージが異常な状態に陥る可能性があるため、処理を中止する場合があります。
中止された場合、CPU使用率を確認の上、再度実行してください。 - コピーがキャンセルされて作成されなかったサーバーの料金は発生しません。
- イメージ化の処理中、イメージ元となるサーバーのディスク性能が低下します。
- サーバータイプが「e-mini」の場合、起動中にサーバーをコピーすることができません。
- サーバータイプが「qlarge256」「slarge256」「olarge256」「olarge384」「olarge512」の場合、一度に指定できるコピー台数は1台のみです。
- サーバーコピーの操作時に、イメージ元となるサーバーのネットワーク通信において瞬断、および遅延が発生する可能性がございます。
- オートスケール中のサーバーはコピーできません。
- 追加NICが設定されているサーバーは、コピーすることができません。
- SAP製品利用をお申し込みされたIDでサーバーコピーを実施する場合、SAP Solution Managerからの情報取得のための設定が削除される場合がございますので、別途お問い合わせが必要になります。設定の詳細はニフクラ SAP製品の利用をご確認ください。
- コピーで作成したサーバーの時刻ずれが確認された場合VMware時刻同期設定がdisableになっている可能性があります。時刻同期設定をenableへ変更いただくか、NTPによる時刻同期を実施ください。
VMware Tools/open-vm-toolsの時刻同期の有効・無効設定
NTPの設定の時刻同期
- RHELサブスクリプション付サーバーをコピーした場合、複製したサーバーにもライセンス費用が発生します。
- RHELサブスクリプションを持ち込んだサーバーをコピーするには、RedHat社から直接不足分のサブスクリプションを購入し、Cloud Access登録の変更を実施してください。