カスタマイズイメージ/イメージ配布
カスタマイズイメージ/イメージ配布の技術仕様/制限値について記しています。
構成の上限
イメージ作成方法 | 既存のサーバーを元に作成 |
保存可能数 | 20イメージ/ゾーン |
配布先の数 | ニフクラID を最大10件まで指定可能 |
命名時に使用可能な文字
設定項目 | 長さ | 主な制約事項 |
---|---|---|
イメージ名 | 1~40 | 半角英数字、ピリオド、アンダースコア、半角スペース |
メモ | ~40 | 全半角 |
注意事項
- 本機能を利用して作成したサーバー上ではVMware Toolsによる時刻同期設定がDisableとなります、必要に応じてEnableに変更をしてください。
VMware Tools/open-vm-toolsの時刻同期の有効・無効設定 - イメージ作成から長期間経過している場合、イメージからのサーバー作成時にOS内部のソフトウェア自動更新(例:WindowsUpdate)などが実施され、利用可能な状態になるまで時間がかかる場合があります。
これを防ぐために定期的な再イメージ化を実施し、カスタマイズイメージの状態を最新に保つことをお勧めいたします。 - イメージ配布で作成したサーバーの時刻ずれが確認された場合VMware時刻同期設定がdisableになっている可能性があります。時刻同期設定をenableへ変更いただくか、NTPによる時刻同期を実施ください。
VMware Tools/open-vm-toolsの時刻同期の有効・無効設定
NTPの設定の時刻同期
カスタマイズイメージ
- 増設ディスクとVMインポートの超過分の合計が300GBを超える場合は、イメージ化できません。
- 選択したサーバーのCPU使用率が高い場合、作成されるサーバーやイメージが異常な状態に陥る可能性があるため、処理を中止する場合があります。
中止された場合、CPU使用率を確認の上、再度実行してください。 - イメージ化が正常に終了したときのみ料金が発生します。
- イメージ化の処理中、イメージ元となるサーバーのディスク性能が低下します。
- 付替IPアドレス設定済みのサーバーを、元サーバーを残さないでイメージ化する場合、イメージ化時に付替IPアドレスは解除され、未設定の状態に戻ります。
- サーバータイプが「e-mini」の場合、起動中にサーバーをイメージ化することができません。
- サーバータイプが「qlarge256」「slarge256」「olarge256」「olarge384」「olarge512」の場合、イメージ化をすることはできません。
- イメージから作成するサーバーをプライベートLAN環境に入れたい場合、サーバー作成時にコントロール画面上で希望のプライベートLANをご指定ください。
- プライベートLANは、事前にコントロールパネルより作成されている必要があります。
- プライベートLANを利用し、作成元イメージにIPアドレスを手動で設定している場合、サーバー作成後にIPアドレスがバッティングする可能性があります。 事前に手動で行った設定を解除するか、コピー完了後に手動で修正してください。
- イメージ化の処理中、イメージ元となるサーバーのネットワーク通信において瞬断、および遅延が発生する可能性がございます。
- 追加NICが設定されているサーバーは、イメージ化することができません。
- すでに保存されているイメージに上書き保存はできません。同名で保存するには先に既存のイメージを削除してください。
- カスタマイズイメージのダウンロードはできません。
- 一度イメージ化したサーバーイメージ内のデータは編集できません。
カスタマイズイメージよりサーバーを作成し、データの編集および、再度のカスタマイズイメージ化を実施してください。 - イメージ化にかかる時間はニフクラの混雑状況、イメージ化対象サーバーのディスク容量により変わります。
ただし、イメージ化元のサーバーを残さない場合は数十秒で完了します。
イメージ配布
- 配布先は、1イメージあたりニフクラIDを最大10件まで入力することができます。
- イメージ配布されたイメージを、そのままほかのニフクラIDにイメージ配布することはできません。再配布可能なイメージであれば、一度イメージからサーバーを作成し、再度イメージ化をすることで配布可能になります。
- 再配布防止機能によって、さらなる配布を防止できます。再配布が不可に設定されたイメージでは、一度イメージからサーバーを作成し、再度イメージ化を行っても配布はできません。
- 2011年10月26日以前に作成されたサーバーをイメージ化し、イメージ配布をする際はサーバー上にOS初期化スクリプトを配置する必要があります。OS初期化スクリプトの配置されていないイメージを配布した際は配布先でサーバー作成が失敗いたします。
- イメージ配布を行うカスタマイズイメージにOSファイアウォール(Windowsファイアウォール/iptables)を詳細に設定している際は、設定が引き継がれます。
イメージ配布先でサーバー作成後、以下のように設定したアクセス制限により接続できない等の可能性があるためご注意ください。- SSH接続元IP設定
- RDP接続元IP設定
- その他ユーザー環境特有のフィルター設定
増設ディスク付きイメージの場合 ※カスタマイズイメージ/イメージ配布共通
- 増設ディスクディスク付きイメージからサーバー作成したとき、増設ディスクの料金タイプは、サーバー作成時に選択した料金タイプになります。
- オートスケールに利用できません。
- ほかのゾーンへ作成する場合、処理完了までにディスク使用量10GBにつき1時間ほど追加で時間がかかります。