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【重要なお知らせ】サービス統合に基づくサービス名称の読み替えのお願い(2024年4月1日)

2024年4月1日をもって、「ニフクラ」は、「FJcloud-V」に統合し、名称を変更しました。
「ニフクラ」「NIFCLOUD」「nifcloud」は、「FJcloud-V」に読み替えていただきますようお願いいたします。

ニフクラ ユーザーガイド

クラウド トップ>ユーザーガイド>監視サービス活用ガイド

はじめに

  • 本ドキュメントの目的

    • 本ドキュメントは、ニフクラでの商談対応やシステム設計を担当される方々が、ニフクラ上でのシステム設計に必要な知識を習得し、商談対応やシステム設計を円滑に行えるようになることを目的とします。

  • 本ドキュメントの対象読者

    • ニフクラを利用して商談対応、要件定義、システム設計をされる方

    • オンプレミスまたはクラウド(IaaS)での商談対応、要件定義、システム設計の経験者

  • 前提知識

    • システム設計/システム運用に関する基本的な知識

      • OSに関する基本的な知識

      • インターネット、イントラネットに関する基本的な知識

      • セキュリティに関する基本的な知識

      • バックアップ、監視、冗長化などシステム設計/システム運用に関する基本的な知識
        ※システム設計経験を有することが望ましい

  • 仮想化技術に関する以下の基本的な知識

    • ハイパーバイザー、仮想サーバー、仮想ストレージ、仮想ネットワークに関する基本的な知識

    • VMwareに関する基本的な知識

  • ニフクラサービスの変更は最新のドキュメントを参照してください。

オンプレミスとの違いと監視の責任範囲

  • オンプレミスでは物理機器、仮想基盤など利用者が管理・監視しますが、ニフクラではそれらは富士通クラウドテクノロジーズが管理・監視します。そのため、利用者による管理・監視はできません。

  • ニフクラではサーバー作成等すべての操作を専用のコントロールパネル/APIから行います。vCenterServerを操作することは一切できません。

  • 本サービスにおける利用者及び富士通クラウドテクノロジーズ双方の責任範囲はニフクラにおける責任分界の考え方を参照してください。

  • 以下は、オンプレミスとニフクラでの責任範囲を比較した概念図となります。

    image

クラウド(IaaS)監視概要

利用者にて監視が必要な項目は以下のとおりです。

監視の種類

監視対象

責任範囲

利用者

クラウド事業者

サービス監視

  • URL応答監視

  • 画面遷移監視

  • その他

仮想OS以上のインフラ監視

OS監視

  • OSのログ

  • OSの起動状態等

リソース監視

  • メモリ

  • ネットワークトラフィック

  • CPU

  • ディスク

プロセス監視

  • プロセス稼働監視

  • セッション数

ログ監視

  • OSログ、MWログ、アプリログ

インフラ監視

仮想化基盤監視

  • サービスI/F(管理画面/APIなど)

  • アーキテクチャ

  • 物理設備/装置

ニフクラの監視機能

ニフクラでは、利用者の責任範囲である監視部分を補う監視機能があります。要件に合わせて本機能を利用するか、サードパーティ製の製品を利用者で別途実装するか等検討してください。

機能

機能の概要

基本監視

サーバー及びロードバランサーの稼働状況・負荷状況の監視を自動で行います。
異常が発生した場合には、メールにて通知します。詳細はクラウド技術仕様/制限値(監視:監視)を参照してください。

有人監視

利用者のニーズに応じたレベルでサーバーの稼働状況を24時間365日監視します。
異常が発生した場合には、メールまたは電話で通知し、必要に応じてニフクラに精通したエンジニアが一次対応を行います。詳細はクラウド技術仕様/制限値(有人監視)を参照してください。

ニフクラの監視機能比較

ニフクラで提供する監視機能により利用者責任範囲を補える項目は以下になります。
ニフクラの監視機能で補えない監視項目がある、拠点環境等含めて包括的に監視をする要件がある場合は別途利用者にて監視サーバー、サービスの構築を検討してください。
詳細な機能については、クラウド技術仕様/制限値(監視:監視)や、クラウド技術仕様/制限値(有人監視)を参照してください。

ニフクラ提供監視機能で要件を満たせない場合

以下のようにシステムを統合的に監視したい場合は、ニフクラの基本監視サービスではなく、別途 Zabbix等の監視ソフトウェアを導入してください。

  • 仮想サーバー内部でログ監視やプロセス監視をする場合

  • 異常を検知した際に、仮想サーバー内部でリカバリ用のコマンドを発行したい場合

  • システム内部の監視だけではなく、WebサービスのURL監視等も含めて、統合的/一元的に監視をしたいような場合

監視の種類

監視対象

ニフクラ監視機能

基本監視

有人監視

サービス監視

  • URL応答監視

  • 画面遷移監視

  • その他


一部対応可能

仮想OS以上のインフラ監視

OS監視

  • OSのログ

  • OSの起動状態等


一部対応可能


一部対応可能

リソース監視

  • メモリ

  • ネットワークトラフィック

  • CPU

  • ディスク


一部対応可能

プロセス監視

  • プロセス稼働監視

  • セッション数

ログ監視

  • OSログ、MWログ、アプリログ

ニフクラ以外のリソース(拠点環境の物理サーバー等)


ニフクラで提供する監視機能の概要は以下のとおりです。

項目

ニフクラ監視機能

基本監視

有人監視

ユーザーインターフェース

ニフクラコントロールパネル

専用Webページ(日本語のみ)

エージェントインストール

不要

必要

監視対象機器のグローバルネットワークへの接続

不要
(ICMP ping監視は必要)

必要
(プロキシ等も不可)

ニフクラリソース以外の監視

不可

不可

ニフクラ仮想サーバー以外の監視

ロードバランサー(L4)
マルチロードバランサー

不可

死活監視対象/リソース監視対象

サーバー
ロードバランサー(L4)
マルチロードバランサー

サーバー

アラート通知先

メール

メール/電話

アラート時の復旧作業代行について

×

サーバー電源停止/再投入の代行作業可能

参考ページ

ドキュメント掲載先

ドキュメント名または本ドキュメント内のタイトル

内容

ニフクラ一般公開ページ

クラウド技術仕様/制限値(監視:監視)

ニフクラで提供している基本監視サービスについての仕様が記載されています。

ニフクラで提供している有人監視サービスについての仕様が記載されています。

ニフクラの障害情報、メンテナンス情報の通知方法、通知ポリシー等の詳細および、通知されるメール内容等の詳細が記載されています。

ニフクラのお知らせ・メンテナンス情報などが掲載されます。

ニフクラの問い合わせ窓口が記載されています。

問い合わせ時に早期解決のための、問い合わせ方法等が記載されています。

ニフクラブログ

ゾーン間冗長構成システムの監視実装検証

ニフクラでのゾーン障害等に備えるため、システムをゾーン間で冗長化した構成を構築し、ゾーン間をZabbixを利用して相互に監視をした検証を紹介しています。

ニフクラではログ収集を行う機能がないため、splunkを利用してログ収取を行い、解析をする検証を紹介しています。

ニフクラRDBをZabbixで監視する検証を紹介しています。

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  • ※本ページの内容は、2024年5月08日時点の情報です。

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