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【重要なお知らせ】サービス統合に基づくサービス名称の読み替えのお願い(2024年4月1日)

2024年4月1日をもって、「ニフクラ」は、「FJcloud-V」に統合し、名称を変更しました。
「ニフクラ」「NIFCLOUD」「nifcloud」は、「FJcloud-V」に読み替えていただきますようお願いいたします。

ニフクラ ユーザーガイド

基本監視

基本監視の技術仕様/制限値について記しています。

サーバー
死活監視

監視項目と、設定可能な閾値等は以下のとおりです。

  • 監視ルール

    監視項目 ping結果 サーバーステータス(停止)
    概要 対象サーバーのグローバルIPアドレスに対してping監視を実施します。
    グローバルIPアドレスが付与している場合は容易に死活監視の実施が可能となります。
    対象サーバーのステータスが「停止」になった場合を監視します。
    グローバルIPアドレスが付与されていない場合でも対象のサーバーが「停止」になったことを確認できます。
    留意事項 ・ 本項目は利用する場合に限り、対象のサーバーはグローバルIPアドレスが付与されている必要があります。
    ・ pingの監視元からのICMP通信を、OS上で許可する必要があります。詳細は 基本監視・パフォーマンスチャート・オートスケールのご利用設定 を参照してください。
     ニフクラファイアウォールは、 デフォルトルール で許可されているため考慮不要です。
    ・ マルチIPアドレスグループが割り当てられた仮想サーバーはpingによる監視ができません。
    ・ 対象のサーバーは起動していて、ネットワーク疎通ができない状況の場合などは検知できません。
    監視ルール名 半角英数字1~15文字 同左
    アラート閾値 継続時間(10~30分) 同左
    アラート通知先 アラートを通知するメールアドレスの設定(5件まで) 同左
    監視ルールの監視内容設定 5件まで 同左
    メモ 全半角40文字以内 同左
  • アラート履歴

    アラート履歴 監視状況の履歴をコントロールパネルに表示
CPU使用率

監視項目と、設定可能な閾値等は以下のとおりです。

  • 監視ルール

    監視項目 CPU使用率
    概要 対象サーバーのCPU使用率を監視します。
    閾値の条件を満たした状態が、設定した時間継続した場合、アラート通知対象となります。
    留意事項 ・ 設定時デフォルトで10%以上となりますが、こちらは、推奨値ではありません。
     例えばはじめ70%で運用してみるなどして、システムとして適切な値を探し運用してください。
    監視ルール名 半角英数字1~15文字
    アラート閾値 使用率(0~100%)、継続時間(10~30分)
    アラート通知先 アラートを通知するメールアドレスの設定(5件まで)
    監視ルールの監視内容設定 5件まで
    メモ 全半角40文字以内
  • アラート履歴

    アラート履歴 監視状況の履歴をコントロールパネルに表示
メモリ使用率

監視項目と、設定可能な閾値等は以下のとおりです。

  • 監視ルール

    監視項目 メモリ使用率
    概要 対象サーバーのメモリ使用率を監視します。
    閾値の条件を満たした状態が、設定した時間継続した場合、アラート通知対象となります。
    留意事項 ・ 設定時デフォルトで10%以上となりますが、こちらは、推奨値ではありません。
     例えばはじめ70%で運用してみるなどして、システムとして適切な値を探し運用してください。
    監視ルール名 半角英数字1~15文字
    アラート閾値 使用率(0~100%)、継続時間(10~30分)
    アラート通知先 アラートを通知するメールアドレスの設定(5件まで)
    監視ルールの監視内容設定 5件まで
    メモ 全半角40文字以内
  • アラート履歴

    アラート履歴 監視状況の履歴をコントロールパネルに表示
ディスク使用率

監視項目と、設定可能な閾値等は以下のとおりです。

  • 監視ルール

    監視項目 ディスク使用率
    概要 対象サーバーのローカルディスク使用率監視を実施します。ローカルディスクの枯渇を未然に防ぐことができます。
    留意事項 ・ 対象サーバーのローカルディスク全体が対象となります。ローカルディスク中のパーティション、付与した増設ディスクは対象外となります。
    ・ 設定時デフォルトで10%以上となりますが、こちらは、推奨値ではありません。
     例えばはじめ70%で運用してみるなどして、システムとして適切な値を探し運用してください。
    監視ルール名 半角英数字1~15文字
    アラート閾値 使用率(0~100%)、継続時間(10~30分)
    アラート通知先 アラートを通知するメールアドレスの設定(5件まで)
    監視ルールの監視内容設定 5件まで
    メモ 全半角40文字以内
  • アラート履歴

    アラート履歴 監視状況の履歴をコントロールパネルに表示
ロードバランサー
ロードバランサー(L4)
  • 監視ルール

    監視項目 ロードバランサー
    (総量/ポートごとのいずれか)
    概要 ロードバランサー作成時に指定した流量の使用率の監視が可能です。設定したポートごとか、通信総量の監視が可能です。
    留意事項 ・ 設定時デフォルトで10%以上となりますが、こちらは、推奨値ではありません。
     閾値はロードバランサー作成時に設定した流量を超過しないよう考慮した設定にしてください。詳細はクラウド技術仕様/制限値(ロードバランサー(L4))をご確認ください。
     例えばはじめ70%で運用してみるなどして、システムとして適切な値を探し運用してください。
    ・ 監視間隔は10分間隔となります。継続時間を10分とした場合、初めの監視で検知して10分後の監視で再度検知した場合にアラート対象となります。
    監視ルール名 半角英数字1~15文字
    アラート閾値 使用率(0~100%)、継続時間(10~30分)
    アラート通知先 アラートを通知するメールアドレスの設定(5件まで)
    監視ルールの監視内容設定 1件のみ
    メモ 全半角40文字以内
  • アラート履歴

    アラート履歴 監視状況の履歴をコントロールパネルに表示
マルチロードバランサー
マルチロードバランサー
  • 監視ルール

    監視項目 マルチロードバランサー
    (総量/ポートごとのいずれか)
    概要 ロードバランサー作成時に指定した流量の使用率の監視が可能です。設定したポートごとか、通信総量の監視が可能です。
    留意事項 ・ 設定時デフォルトで10%以上となりますが、こちらは、推奨値ではありません。
     閾値はロードバランサー作成時に設定した流量を超過しないよう考慮した設定にしてください。詳細はクラウド技術仕様/制限値(ネットワーク:マルチロードバランサー)をご確認ください。
     例えばはじめ70%で運用してみるなどして、システムとして適切な値を探し運用してください。
    ・ 監視間隔は10分間隔となります。継続時間を10分とした場合、初めの監視で検知して10分後の監視で再度検知した場合にアラート対象となります。
    監視ルール名 半角英数字1~15文字
    アラート閾値 使用率(0~100%)、継続時間(10~30分)
    アラート通知先 アラートを通知するメールアドレスの設定(5件まで)
    監視ルールの監視内容設定 1件のみ
    メモ 全半角40文字以内
  • アラート履歴

    アラート履歴 監視状況の履歴をコントロールパネルに表示
パーティション
ディスクパーティション
  • 監視ルール

    監視項目 ディスクのパーティション使用率
    概要 対象サーバーのパーティションごと使用率の監視を実施します。各パーティションの枯渇を未然に防ぐことができます。付与した増設ディスクも対象に含まれます。
    留意事項 ・ ローカルディスク、増設ディスクも含むサーバーの使用領域が対象となります。
    ・ ディスクパーティションの使用率は、OS上にてdfで表示される使用量と若干の誤差があります。
     ファイルシステムがext3の場合は、5%程度です。この誤差はファイルシステムや個別に設定している値により異なります。
    ・ 設定時デフォルトで10%以上となりますが、こちらは、推奨値ではありません。
     例えばはじめ70%で運用してみるなどして、システムとして適切な値を探し運用してください。
    ・ 100MBよりも少ない更新量の場合、使用量として計算されないことがあります。
    ・ パーティションの監視設定が可能なのは、起動中のサーバーのみになります。
    ・ Linux系OSの場合、監視対象領域をアンマウントしても、使用率の情報が更新されません。
    監視ルール名 半角英数字1~15文字
    アラート閾値 使用率(0~100%)
    アラート通知先 アラートを通知するメールアドレスの設定(5件まで)
    監視ルールの監視内容設定 1件のみ
    メモ 全半角40文字以内
  • アラート履歴

    アラート履歴 監視状況の履歴をコントロールパネルに表示
注意事項
  • サーバー、ロードバランサー、マルチロードバランサーおよびディスクパーティションでそれぞれ監視ルールを10件まで作成可能となります。
    • ping結果/サーバーステータス(停止)/CPU使用率/メモリー使用率/ディスク使用率に関しては1つの監視ルールで5件まで複合した監視ルールの設定が可能です。
      通知の条件として、「すべての条件に一致した場合通知する」か、いずれかの条件に一致した場合通知する」かを選択可能です。
  • アラートメールの送信は、設定した監視ルールによるアラート検知から、事象が最低10分以上継続した場合に送信されます。
  • 監視間隔の間にだけ指定した閾値から復帰していてもアラート対象となります。また、監視のタイミングだけ、閾値から復帰している状況でもアラート対象になりません。
    • 監視間隔は10分です。監視間隔を短くしたい、リアルタイムで監視したいなどの要件がある場合は、ニフクラ基本監視ではなく別途監視の仕組みを検討してください。
  • アラートメールは、監視ルールの条件によりアラートを検知した場合と、検知したアラートから復旧した場合に送信されます。
    • 同じ条件のアラートが継続して発生している間は、検知して最初の1回と復旧後の1回の計2回のみ送信されます。
    • アラートメールが送信された後、利用者にて監視ルールの設定変更を行った場合は、アラート解除設定がリセットされるため、復旧のアラートメールが送信されません。
  • アラートメールは以下のメールアドレスより送信されます。
    • monitoring-info@system.nifcloud.com
  • 以下のファイルシステム以外でマウントしている場合は使用量を取得できないため、監視設定できません。
    Ext2, Ext3, Ext4, ReiserFS, ZFS, NTFS, VFAT, UFS, PCFS, HFS, MS-DOS
  • 以下のイメージから作成されるサーバーはファイルシステムがXFSであるため、open-vm-toolsを9.10.x. 以降のバージョンにバージョンアップすることで利用可能になります。
    • CentOS 7.0 プレーンインストール(64bit)
    • Red Hat Enterprise Linux 7.0(64bit)
  • ping監視をご利用いただく場合、下記をご参照ください。
    基本監視・パフォーマンスチャート・オートスケールのご利用設定
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  • ※本ページの内容は、2024年5月08日時点の情報です。

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