DevOps with GitLab:Runnerパラメーター
Runnerパラメーターを利用すれば、Runner登録の設定を変更できます。
Runnerパラメーターグループ
| 作成可能数 | 30 |
- Runnerパラメーターグループは、リージョン単位で作成します。
- Runnerパラメーターグループのリージョンと、Runnerのリージョンが一致する場合のみ、そのRunnerパラメーターグループをRunnerに適用できます。
- Runnerパラメーター変更時Runnerパラメーターが適用されているRunnerは再起動しません。
- Runnerパラメーターは複数のRunner登録に対して適用できます。
- Runner登録に対してRunnerパラメーターの付替えが可能です。
命名時に使用可能な文字
| 設定項目 | 長さ | 主な制約事項 | 備考 |
|---|---|---|---|
| Runnerパラメーターグループ名 | 1~63 | 半角英数字、ハイフン | ハイフンは先頭と末尾に使用不可 |
| メモ | ~255 | 全半角 |
Runnerパラメーターのデフォルト値
Runnerパラメーターグループを新規で作成した場合すべての項目のRunnerパラメーターはシステムデフォルトの値で作成されます。
設定可能なRunnerパラメーターの一覧
Runnerパラメーターグループで指定可能なRunnerパラメーター名と値は以下の表の通りです。
dockerパラメーター
docker executor に関する設定が行なえます。
| Runnerパラメーター名 | 値 |
|---|---|
| キャッシュの無効化 | ビルド時のローカルキャッシュを無効化するかどうかのフラグ(デフォルトは適用しない) |
| エントリポイントの上書き無効化 | イメージに設定されているエントリポイントの上書きを無効化するかどうかのフラグ(デフォルトは適用しない) |
| Extra Hosts | 任意のホスト名とIPアドレスの組み合わせ、プライベートLAN経由で利用する際に必須 |
| デフォルトDockerイメージ | デフォルトで使用されるDockerイメージ (最大文字数は30文字、デフォルトは「alpine:latest」) |
| OOMキラーの無効化 | コンテナ内でOut-of-memoryエラーが発生した際にプロセスを強制終了するかどうかのフラグ(デフォルトは適用しない) |
| 特権モード | 特権コンテナでジョブを実行するかどうかのフラグ(デフォルトは無効) |
| Shmサイズ | イメージの共有メモリサイズ (単位はバイト、最大サイズは24GB、デフォルトは0バイト) |
| TLS検証 | DockerデーモンへのTLS検証を行うかどうかのフラグ(デフォルトは無効) |
| 追加ボリューム | コンテナにマウントする追加ボリュームを指定、Dockerの–volumesオプションに相当、ホスト側のパスは「/user_data」のみ指定可能 (最大文字数は200文字、デフォルトは「/cache」) |
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