ニフクラ DevOps with GitLab:DevOpsサーバー
DevOpsサーバーはGitLabが稼働するサーバーで、ニフクラ DevOps with GitLabの最も基本的な構成要素です。
DevOpsサーバー
リージョンあたりの作成可能数 | 2台 |
ディスク容量 | 100GB~400GBを100GB単位で選択可能 |
ホスト名 | 任意に設定可能(※1) |
ドメイン | サービス側のドメインが利用可能(例:jp-east-1.gitlab.devops.nifcloud.com) |
SSL証明書 | 取得済み(例:*.jp-east-1.gitlab.devops.nifcloud.com) |
WebUIアクセス方式 | https |
SMTP連携 | ニフクラESS連携設定済み |
コンテナレジストリ機能 | ON |
GitLabバージョン アップグレード(※2) | 自動更新(※3)/手動更新(アップグレード処理中はDevOpsサーバーの停止が発生します。) |
※1 既に利用されているものと同一のホスト名は利用できません。(他のお客様が利用済みのホスト名を含みます。)
※2 アップグレード対象バージョンは、GitLab公式の最新版から 2つ後方のマイナーバージョンの最新パッチバージョンを目安とし、毎月第3木曜日に更新されます。また、GitLabの緊急性の高い脆弱性を修正するバージョンが公開された場合は、お客様が早急にGitLabバージョンをアップグレードできるよう定期更新日(毎月第3木曜日)以外でもアップグレード対象バージョンを更新いたします。詳細は技術仕様:DevOps with GitLab:アップグレードをご確認ください。
※3 毎月第4水曜日 20:00~22:00 にGitLabバージョンのアップグレードを実行します。
命名時に使用可能な文字
設定項目 | 長さ | 主な制約事項 | 備考 |
---|---|---|---|
DevOpsサーバー名 | 1~30 | 半角英数字、ハイフン | ハイフンは先頭と末尾に使用不可 同一リージョン内でお客様ご自身およびほかのお客様がすでに使用している名前は使用不可(※4) registry- 、 xn-- で始まる名前は設定不可 |
メモ | ~255 | 全半角 |
※4 DevOpsサーバー名がサブドメイン名としても使われるためです。
作成可能サーバータイプ
Type-c | devops.c-large、devops.c-large8 |
Type-e | devops.e-large、devops.e-large8、devops.e-large16、devops.e-large24、devops.e-large32、devops.e-xlarge8、devops.e-xlarge16、devops.e-xlarge24、devops.e-xlarge32、devops.e-xlarge48、devops.e-wlarge16、devops.e-wlarge24、devops.e-wlarge32、devops.e-wlarge48、devops.e-wlarge64、devops.e-wlarge96 |
Type-h2 | devops.h2-large、devops.h2-large8、devops.h2-large16、devops.h2-large24、devops.h2-large32、devops.h2-xlarge8、devops.h2-xlarge16、devops.h2-xlarge24、devops.h2-xlarge32、devops.h2-xlarge48、devops.h2-wlarge16、devops.h2-wlarge24、devops.h2-wlarge32、devops.h2-wlarge48、devops.h2-wlarge64、devops.h2-wlarge96 |
DevOpsサーバーのステータス
ステータスを確認することで、そのDevOpsサーバーが正常稼働しているかどうかを確認することができます。
DevOpsサーバーのステータスを確認するにはコントロールパネルまたはGetInstance APIをご利用ください。
ステータス一覧
カテゴリー | 表示 | アイコン | 説明 |
---|---|---|---|
正常 | 稼働中 | ![]() |
DevOpsサーバーは正常に稼働しています。 |
失敗 | エラー | ![]() |
DevOpsサーバーの各種処理に失敗しました。この状態からはサーバー削除と一部の更新処理が実行可能です。 |
警告 | 警告 | ![]() |
DevOpsサーバーの設定の一部に誤りがあります。この状態からはサーバー削除と一部の更新処理が実行可能です。 |
処理中 | 作成中 | ![]() |
DevOpsサーバーを作成しています。 |
処理中 | リストア中 | ![]() |
バックアップファイルからDevOpsサーバーのリストアをしています。 |
処理中 | 削除中 | ![]() |
DevOpsサーバーを削除しています。 |
処理中 | 処理中 | ![]() |
DevOpsサーバーの各種処理(設定変更・再起動)を実行中です。 |
処理中 | アップグレード中 | ![]() |
DevOpsサーバーをアップグレードしています。アップグレード中はDevOpsサーバーの停止が発生します。 |
処理中 | バックアップ中 | ![]() |
DevOpsサーバーのバックアップを取得しています。 |
DevOpsサーバーのステータス詳細
エラーと警告には更に詳細なステータスがあります。
ステータスに応じて一部の操作が可能です。対処を実施しても解決しない場合は問い合わせ窓口より問い合わせしてください。
DevOpsサーバーのステータス詳細に表示される文字列およびアイコンは以下となります。
ユーザーにて一次対処が可能なエラー
対処を実施しても解決しなければ、問い合わせ窓口より問い合わせしてください。カテゴリー 表示 アイコン ステータス名 説明 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_CREATE DevOpsサーバーの作成に失敗しました。この状態からはインスタンスの削除のみ可能です。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_RESTORE DevOpsサーバーのリストアに失敗しました。この状態からはインスタンスの削除のみ可能です。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_DELETE DevOpsサーバーの削除に失敗しました。この状態からはインスタンスの削除のみ可能です。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_REBOOT DevOpsサーバーの再起動に失敗しました。再起動してください。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_BACKUP DevOpsサーバーのバックアップ取得に失敗しました。再起動をするか自動で復旧されるのを待ってください。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_CONFIGNETWORK DevOpsサーバーのネットワーク設定変更に失敗しました。再度ネットワーク設定変更を実施してください。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_UPDATEMETA DevOpsサーバーのメタ情報設定変更に失敗しました。再度メタ情報の設定変更を実施してください。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_UPDATEPRAM DevOpsサーバーのパラメーター設定変更に失敗しました。SAMLのURLや認証情報など各パラメーターが正しいか確認し、再度パラメーターの設定変更を実施してください。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_SETUPALERT DevOpsサーバーのアラート設定に失敗しました。再度アラートを設定してください。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_INITROOTPASSWORD DevOpsサーバーのrootユーザーパスワード登録に失敗しました。DevOpsサーバーを削除し、再度DevOpsサーバー作成を実施してください。この状態からはインスタンスの削除のみ可能です。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_SYSTEM DevOpsサーバーが異常な状態になりました。再起動をしてください。 警告 警告 WARNING_INSTANCE_CONFIGNETWORK プライベートIPアドレスが重複しています。ネットワークの設定変更から再度IPアドレスを設定し直してください。 問い合わせが必要なエラー
以下のエラーは弊社にて対処が必要です、問い合わせ窓口より問い合わせしてください。カテゴリー 表示 アイコン ステータス名 説明 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_UPGRADE DevOpsサーバーのアップグレードに失敗しました。データの不整合が発生している可能性があるため問い合わせしてください。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_EXTENDDISK DevOpsサーバーのディスク拡張に失敗しました。データの不整合が発生している可能性があるため問い合わせしてください。 失敗 エラー FAILED_INSTANCE_UPDATESPEC DevOpsサーバーのスペック設定変更に失敗しました。データの不整合が発生している可能性があるため問い合わせしてください。
rootユーザーの初期パスワード
半角英数字を8~128文字で設定できます。セキュリティ的に脆弱なパスワードを設定するとエラーとなる可能性があります。
以下に該当するパスワードは避けてください。詳細は GitLab公式ドキュメント User passwordsを参照してください。
- 一般的に使用される単語と文字の組み合わせ
- ユーザー名、メールアドレスの一部が含まれている
- 予測可能な単語(例:gitlabやdevopsなど)が含まれている
注意事項
/dev/sdb1
の容量管理は、お客様が行う必要があります。容量が枯渇しないよう、データの書き込み・削除を行うようにしてください。容量枯渇の場合に何らかの問題が発生したとしても、当社は一切の責を負いません。- 残りのディスク容量の確認方法は リソース使用状況の確認 をご覧ください。
- DevOpsサーバー作成後にディスク容量を拡張することが可能です。ただし、1リクエストで100GB固定のディスク容量拡張になります。
/dev/sdb1
以外のデバイスはサービス提供のためシステム側で管理、利用します。(/dev/sda4
,/dev/sdc1
など)- 毎月、定期的なアップグレードが行われます。詳細は アップグレードをご確認ください。
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