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【重要なお知らせ】サービス統合に基づくサービス名称の読み替えのお願い(2024年4月1日)

2024年4月1日をもって、「ニフクラ」は、「FJcloud-V」に統合し、名称を変更しました。
当サイトのアドレス(ドメイン名)に含まれる「nifcloud.com」は現時点では変更はございませんが、
各ページに記載の「ニフクラ」「NIFCLOUD」「nifcloud」は、「FJcloud-V」に読み替えていただきますようお願いいたします。

ニフクラ ユーザーガイド

クラウド トップ>RDB>技術仕様/制限値>基盤アップグレード

RDB:基盤アップグレード

DBサーバーの基盤アップグレードを行うことができます。

仕様

基盤アップグレードを行うと、セキュリティリスクの低減や、予期せぬ不具合を防止できます。
DBサーバーの基盤アップグレードステータスが「アップグレードが必要」となっている場合、基盤アップグレードの実施が必要です。
基盤アップグレードは、準備と実行の二段階で行います。

基盤アップグレードステータスが「アップグレードが必要」となっているDBサーバーのアップグレード対応期日は、2024年8月7日(水)です。
未対応の場合は、至急 基盤アップグレードしてください。

制限事項
  • DBサーバーに適用中のDBパラメーターの適用ステータスが「適用中」以外の場合は利用できません。
  • DBサーバータイプがdb.miniのDBサーバーでは利用できません。先にDBサーバータイプをdb.e-small以上に変更してください。
  • 外部レプリケーションを利用中のDBサーバーでは利用できません。先に外部レプリケーションを解除してください。
  • リードレプリカを利用している場合、マスターDBサーバーの基盤アップグレードを行うと紐づくすべてのリードレプリカの基盤アップグレードが同時に行われます。個別のリードレプリカに対して基盤アップグレードを実行できません。
  • PostgreSQL9.3.4のDBサーバーの場合、基盤アップグレードステータスに関わらず基盤アップグレードを実施する必要があります。PostgreSQL9.6.5へDBエンジンをアップグレード後、基盤アップグレードを実施して下さい。
注意事項
  • MySQLかつ自動バックアップONのDBサーバーは、自動バックアップOFFに変更してから 基盤アップグレードを実施してください。
    自動バックアップONの状態で基盤アップグレードした場合、リストアおよびリードレプリカ作成が正常に動作しなくなる可能性があります。
  • 基盤アップグレード処理中は、DB再起動が発生する場合があります。
  • 基盤アップグレード処理中は、一時的にDBサーバーが利用できない状態になります。
  • 基盤アップグレード完了後は、基盤アップグレード後のモニタリング情報のみ表示されます。モニタリング情報は引き継がれません。
  • 基盤アップグレード完了後は、基盤アップグレード直前のDBログの内容が基盤アップグレード完了後以降の内容で上書きされる可能性があります。
  • アップグレード後の基盤には、セキュリティリスクの低減や予期せぬ不具合を防止するための対策が入っており、処理性能に影響が出る可能性があります。
    お客様の利用方法にもよりますので、お客様側で検証をお願いします。
    必要に応じ、DBサーバータイプのスペックアップを実施してください。
  • 基盤アップグレード処理中は、一時的に数GB程度のディスク領域が使用されます。
    ディスク領域に余裕をもって基盤アップグレードを実行してください。
  • DBサーバーのバージョンがMySQL5.7.15以前で eXtended Architecture (以下XA) トランザクションを利用していると、基盤アップグレードが失敗する可能性があります。
    XAトランザクションを停止してから 基盤アップグレードを実施してください。
古くなった基盤の廃止について
運用ポリシー
  • 古くなった基盤は、今後状況に応じて廃止の検討を進めていきます。
  • 特定の基盤を廃止する場合、廃止日から6か月前までにお客様へ告知を実施します。
  • 通知を受け取ったお客様は、期日までに基盤アップグレードを実施してください。
廃止日以降の対応
  • 廃止日時点で残っている廃止対象のDBサーバーについては、弊社にて基盤アップグレードを実行します。
  • 自動基盤アップグレードが実行された場合、基盤アップグレードに伴う影響が発生します。
  • お客様により廃止日までに、お客様のタイミングで基盤アップグレードを実施することを強く推奨します。
  • 自動基盤アップグレードにて、お客様サービスへの影響やプログラムやデータの消失若しくは破損等が生じた場合であっても、当社は一切の責任を負いません。

機能一覧

基盤アップグレードの対応手順
  • MySQLかつ自動バックアップOFFのDBサーバー、または PostgreSQLのDBサーバーの場合
    • DBサーバーの詳細画面で 基盤アップグレードステータスが「アップグレードが必要」であることを確認します。(「最新」になっている場合は対応不要です。)
    • 対象DBサーバーを選択し 基盤アップグレード準備 を実行します。基盤アップグレードステータスが「アップグレード可能」になれば完了です。
    • 対象DBサーバーを選択し 基盤アップグレード実行 を実行します。基盤アップグレードステータスが「最新」になれば完了です。
  • MySQLかつ自動バックアップONのDBサーバーの場合
    • DBサーバーの詳細画面で 基盤アップグレードステータスが「アップグレードが必要」であることを確認します。(「最新」になっている場合は対応不要です。)
    • リードレプリカが存在する場合はリードレプリカを削除してください。
    • バックアップ設定変更画面で 自動バックアップを「No」に変更します。
    • 対象DBサーバーを選択し 基盤アップグレード準備 を実行します。基盤アップグレードステータスが「アップグレード可能」になれば完了です。
    • 対象DBサーバーを選択し 基盤アップグレード実行 を実行します。基盤アップグレードステータスが「最新」になれば完了です。
    • バックアップ設定変更画面で 自動バックアップを「Yes」にし バックアップ設定を元の設定値 に変更します。
    • 自動バックアップ変更完了後、必要に応じてリードレプリカを再作成してください。
基盤アップグレード準備

基盤アップグレードの準備をします。

DBサーバーのステータスが「稼働中」かつ、基盤アップグレードステータスが「アップグレードが必要」の場合のみ利用できます。

基盤アップグレード準備後、基盤アップグレードの準備状態となり、DBサーバーの基盤アップグレードステータスが「アップグレード可能」となります。

基盤アップグレードの準備状態中に、DBサーバーの異常等で、基盤アップグレードステータスが「アップグレード不可」となると基盤アップグレードキャンセルが自動的に実行されます。
DBサーバーのステータスが「稼働中」かつ、基盤アップグレードステータスが「アップグレードが必要」に戻ったことを確認してから再度、基盤アップグレードの準備を実施してください。

注意事項
  • DBサーバーが自動バックアップOFFの場合、DBサービス再起動が発生します。
  • 次のメンテナンスまで保留とされていたDBサーバーに対する変更が破棄されます。
  • 基盤アップグレード準備状態のDBサーバーは、以下の操作ができません。
    • DBサーバー再起動
    • DBサーバー削除
    • リードレプリカ作成
    • DBエンジンアップグレード
    • DBサーバー名変更
    • DBサーバータイプ変更
    • 翌月の料金プラン変更
    • ディスク容量変更
    • 冗長化設定変更
    • DBファイアウォール変更
    • DBパラメーターグループ変更
    • CA証明書変更
    • マスターユーザーのパスワード変更
    • バックアップ設定変更
    • メンテナンス設定変更
    • ネットワーク設定変更
    • 外部レプリケーション設定
  • 基盤アップグレード準備状態のDBサーバーに適用済みのDBファイアウォールは、以下の操作ができません。
    • DBファイアウォールグループ編集
  • 基盤アップグレード準備状態のDBサーバーに適用済みのDBパラメーターグループは、以下の操作ができません。
    • DBパラメーターグループ編集
    • DBパラメーターグループリセット
基盤アップグレードキャンセル

基盤アップグレードの準備状態をキャンセルします。

DBサーバーの基盤アップグレードステータスが「アップグレード可能」または「アップグレード不可」の場合のみ利用できます。

DBサーバーのステータスが「稼働中」かつ、基盤アップグレードステータスが「アップグレードが必要」に戻ったことを確認してから再度、基盤アップグレードの準備を実施してください。

注意事項

DBサーバーがMySQLかつ自動バックアップOFFの場合、DBサービス再起動が発生します。

基盤アップグレード実行

基盤アップグレードを実行します。

DBサーバーのステータスが「稼働中」かつ基盤アップグレードステータスが「アップグレード可能」の場合のみ利用できます。

基盤アップグレードは利用状況に応じて変動しますが、目安として30分程度かかります。
基盤アップグレード実行中はDBサーバーへの接続ができない状態になります。

基盤アップグレード後、元の基盤に戻すことができません。

予期せぬ不具合を抑止するため、基盤アップグレード実行時にDBスナップショットを取得してください。
※MySQLかつ自動バックアップONのDBサーバーは、データ不整合のDBサーバーがリストアされる可能性があるため、本DBスナップショットは利用できません。

基盤アップグレード完了後、DBサーバーの基盤アップグレードステータスが「最新」になっていることを確認してください。 処理完了後も基盤アップグレードステータスが「アップグレードが必要」になっている場合は時間をおいて再度基盤アップグレード準備から実施してください。

注意事項
  • 基盤アップグレード実行には、DBサービス再起動が発生します。
  • 利用状況に応じて、基盤アップグレード処理に時間がかかる可能性があります。
    • 自動バックアップがONのDBサーバーの場合、バックアップ取得時間が追加でかかります。
    • 自動バックアップがOFFのDBサーバーかつDBスナップショット作成有で基盤アップグレードを実行した場合、バックアップ取得時間が追加でかかります。
    • リードレプリカを利用している場合、リードレプリカ台数分の処理時間が追加でかかります。
    • プライベートLANを利用している場合、ネットワーク設定時間が追加でかかります。
基盤ダウングレードしてリストア

基盤アップグレード実施前の基盤で、DBサーバーをリストアして作成できます。

現在以下のDBエンジンバージョンのみサポートしています。

DBエンジン DBエンジンバージョン
MySQL 5.6.12 / 5.6.21 / 5.6.22 / 5.6.34 / 5.7.15
PostgreSQL 9.6.5
基盤アップグレードステータス

基盤アップグレードのステータスは、コントロールパネルまたはDescribeDBInstances APIで確認できます。

API コントロールパネルでの表示 説明
required アップグレードが必要 基盤アップグレードが必要な状態です。
preparing 準備中 基盤アップグレードの準備をしています。
upgradable アップグレード可能 基盤アップグレード準備済みかつ、実行可能な状態です。
upgrading アップグレード中 基盤アップグレード中です。
latest 最新 最新状態であり、基盤アップグレード不要です。
canceling キャンセル中 基盤アップグレードをキャンセルしています。
not-upgradable アップグレード不可 基盤アップグレード準備済みかつ、実行不可能な状態です。


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  • ※本ページの内容は、2025年3月21日時点の情報です。

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