RDB:DBファイアウォール
DBファイアウォールを利用すれば、DBサーバーへのアクセスを制御することができます。
- デフォルトではDBサーバーへのアクセスはすべて遮断されます。
- アプリケーションからDBサーバーを利用したい場合には、DBファイアウォールグループでニフクラのファイアウォールグループからのアクセスを許可したり、IP帯からのアクセスを許可する必要があります。
- DB ファイアウォールグループは、ゾーン単位で作成します。
- DBファイアウォールグループでニフクラのファイアウォールグループからのアクセス許可を行う場合、両方のグループが同じゾーンに所属している必要があり、異なるゾーンのニフクラ ファイアウォールグループを指定した場合には、エラーとなります。
DBファイアウォールグループ名 | 半角英数字、ハイフン 1~255文字 |
グループ設定数 | 25個まで |
メモ | 全半角255文字以内 |
※DBファイアウォールグループのグループ設定数の上限を変更したい場合は、下記フォームよりご申請ください。
各種変更申請フォーム
DBファイアウォールグループのルール
DB ファイアウォールグループにルールを追加することで、特定のアクセス元からそのグループに紐づいたDBサーバーへの通信を許可することができます。
アクセス元にはIP帯またはニフクラのファイアウォールグループを指定することができます。
ニフクラのファイアウォールグループを指定した場合には、そのファイアウォールグループを利用しているすべてのサーバーからのアクセスを許可することになります。
ルール追加済みのニフクラのファイアウォールグループの名前をコンピューティングで変更後、DBファイアウォールグループを利用したDBサーバーの操作を行うとDBファイアウォールグループのルールのステータスが「追加エラー(グループが存在しません)」となります。
DBファイアウォールグループを利用したDBサーバーの操作例)
・DBファイアウォールグループを指定したDBサーバーの新規作成
・DBファイアウォールグループを指定したDBサーバーのリストア
・DBファイアウォールグループ設定済みのDBサーバーのDBファイアウォールグループを変更する
コンピューティングでニフクラのファイアウォールグループの名前をもとに戻すことでDBファイアウォールグループのルールのステータスを復旧させることができます。
DBファイアウォールグループのルールを作成する際に、ポート番号を指定する必要はありません。DBサーバーに設定されているポート番号が、DBファイアウォールグループに含まれるすべてのルールに適用されます。
通信許可設定 | Incomingのみ |
ルール設定数 | 100個まで |
IN/OUT設定 | INのみ(OUTは設定できません) |
※DBファイアウォールグループのルール設定数の上限を変更したい場合は、下記フォームよりご申請ください。
各種変更申請フォーム
DBファイアウォールルールのステータス
DBファイアウォールグループに許可したルールの状態は、コントロールパネルのDBファイアウォールグループ詳細タブまたはDescribeDBSecurityGroups APIで確認することができます。
下記がステータスの一覧です。
コントロールパネルでの表示 | API | 説明 |
---|---|---|
有効 | authorized | ルールが有効です。 |
追加中 | authorizing | ルールを許可しています。 |
削除中 | revoking | ルールを取り消しています。 |
追加エラー | auth-failed | ルールの許可に失敗しました。手動でルールを削除し、しばらく時間を置いてからもう一度許可を行ってください。 |
削除エラー | revoke-failed | ルールの取り消しに失敗しました。しばらく時間を置いてからもう一度取り消しを行ってください。 |
追加エラー(グループが存在しません) | not-exists | 指定したニフクラのファイアウォールグループが存在しなかったため、ルール許可に失敗しました。 手動で削除を行うか、「DBファイアウォールグループのルール」を参照し、適切な対処を実施してください。 |