ニフクラ RDB
ニフクラ RDBの仕様を紹介いたします。
代表的な操作として以下が実施できます。これらの機能によりビジネスに合わせた柔軟なスケールアウトが可能です。
- スタンドアローンのDBサーバーから、2台の冗長化構成に変更する。
- 既存のニフクラ DBサーバーに、リードレプリカを追加する。
機能一覧
DBサーバー | ニフクラ上で動作するデータベースサーバーで、ニフクラRDBの最も基本的な構成要素です。 |
DBスナップショット | DBサーバーからスナップショットを作成し、後から新たにDBサーバーを作成できます。 |
DBパラメーターグループ | DBエンジンに関する設定を管理できます。 |
DBファイアウォール | DBサーバーへのアクセスを制御できます。 |
モニタリング | DBサーバーのリソース監視ができます。 |
イベント | ニフクラ RDBの各機能に起こったさまざまなイベントを閲覧できます。 |
イベント通知 | ニフクラ RDBの各機能に起こったさまざまなイベントを、指定したメールアドレスにメール通知できます。 |
注意事項
- RDBの各機能に起こったイベントは、デフォルトではメール通知されません。お客様ご自身で必要なイベント通知を設定してください。
イベント通知の仕様は下記ページを確認してください。
技術仕様:RDB:イベント通知
- ユーザーは、ニフクラRDBの利用にかかわらず、ユーザー又は第三者のプログラムやデータ(以下「データ等」といいます。)のバックアップを行う義務を負うものとします。
また、当社は、ユーザーに対し、ニフクラRDBのリストア機能によりデータ等の復旧を行うことに関する何らの保証も行うものではありません。
当社は、ユーザーに対し、ニフクラRDBの利用に伴い、データ等の消失若しくは破損等が生じた場合であっても、その理由の如何を問わず一切の責任を負いません。 - ユーザーが以下の注意事項に違反したと当社が判断した場合は、当社は、当該ユーザーによるニフクラ RDBその他のニフクラの利用を一時的に制限することができるものとします。
当該利用制限により、当該ユーザーがニフクラ RDBその他のニフクラの利用ができず、これにより損害が発生したとしても、当社は一切責任を負いません。- メモリ・CPU・ディスク使用量の監視は、RDB:モニタリング機能を利用し、お客様が実施してください。
- ディスク利用量の限界に達しそうになった場合、ディスクの増設を行ってください。ディスク・CPU・メモリのキャパシティプランニングは、余裕をもって行ってください。
- 1DBサーバーあたりテーブル数は1,000個までとなります。
テーブルを大量に作成すると、DBのリカバリー時間が非常に長くなってしまう可能性があるためです。
- ユーザーは、ニフクラRDBの利用にあたり、下記対応を確実に行う必要があります。
- ニフクラRDBに設定したパラメーターグループのパラメーター値や、データベースに登録したデータに管理責任があることを理解し、適切に設定、保護を実施してください。
- 冗長化機能利用時のフェイルオーバー・週次メンテナンス時の瞬断・DBパラメーターグループ適用時には瞬断が発生します。本番投入前に、瞬断によるお客様環境への影響確認を確実に行ってください。
- ニフクラRDBが提供するRDB:DBエンジンアップグレード機能、RDB:基盤アップグレードを用いて定期的にアップグレード処理を行い、セキュリティリスクを低減し、予期せぬ不具合を防止してください。
バージョン間の互換性については、ご自身での確認と検証を実施してください。
基盤アップグレードの要否は、RDBのDBサーバーの詳細画面の「基盤アップグレードステータス」をご確認ください。
操作方法ガイド(RDB:DBサーバーの詳細)