ニフクラ ルーター:ルーター
ネットワーク間を相互接続するサービスです。 NAT、Webプロキシ、DHCPの設定も可能です。
構成の上限
パラメーター名 | 内容 |
---|---|
作成可能数(※1) | 5個/ゾーン |
ネットワーク接続数(※2) | 7個/ルーター |
ルートテーブル数 | 1個/ルーター |
NATテーブル数 | 1個/ルーター |
Webプロキシ数 | 1個/ルーター |
※1 作成可能数を更新する場合別途お申込みが必要です。下記フォームからお申し込みください。
お申し込みの台数、リソース全体の状況、サービス提供上の当社都合によって別ゾーン/リージョンをご提案させていただく、または、ご要望に添えない場合がございます。
各種変更申請フォーム (※ニフクラIDとパスワードの入力が必要です。)
※2 接続可能なネットワークは「共通グローバル」、「共通プライベート」、「プライベートLAN」です。
1つのプライベートLANに複数のルーターを接続することはできません。
リソースの上限
パラメーター名 | 上限値 |
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最大ARPエントリー | 16,384 |
作成時のパラメーター
基本設定
パラメーター名 | 内容 |
---|---|
ルーター名 | ルーターの名前です。半角英数字1~15文字で設定します。 |
ゾーン | ルーターを作成するゾーンを指定します。 |
タイプ | ルーターのインスタンスサイズを指定します。 タイプ毎に設定可能な最大ルート数、最大NATルール数が変わります。 詳しくはクラウド技術仕様/制限値(ネットワーク:ルーター:ルーティング)、クラウド技術仕様/制限値(ネットワーク:ルーター:NAT)をご覧ください。 |
メモ | 全半角500文字以内で設定できます。 |
ネットワーク設定
パラメーター名 | 指定可能なパラメーター | 必須 | 内容 |
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ネットワーク | 共通グローバル 共通プライベート プライベートLAN |
◯ | ルーターに設定するネットワークを指定します。 |
IPアドレス(任意) | 指定したプライベートLANのCIDRの範囲内のIPアドレス | ルーターに設定するプライベートIPアドレスを指定します。 プライベートLANごとに設定が可能です。 指定しない場合、指定したプライベートLANの中で一番若番の払い出し可能なIPアドレスが自動で設定されます。 |
|
DHCP | 有効 無効 |
◯ | DHCPの有効/無効を指定します。 プライベートLANごとに設定が可能です。 |
DHCPコンフィグ | 作成したDHCPコンフィグ | ルーターに設定するDHCPコンフィグを指定します。 プライベートLANごとに設定が可能です。 |
|
DHCPオプション | 作成したDHCPオプション | ルーターに設定するDHCPオプションを指定します。 プライベートLANごとに設定が可能です。 |
注意事項
- DHCPを「無効」と選択した場合、そのネットワーク上のサーバーは自動でプライベートIPアドレスが割り当てられません。
プライベートIPアドレスを利用する場合はOS上の設定で手動で割り当てる必要があります。 - ルーターに接続するプライベートLANが他の環境とL2接続され、かつルーターのネットワーク設定でプライベートLANのIPアドレスを指定しない場合、L2接続先の環境で既に利用されているプライベートIPアドレスがルーターに設定される可能性があります。
IPアドレスが重複するとルーターが正常に動作しないため、ルーターのプライベートIPアドレスはお客様にて明示的に指定することを推奨します。 - ルーターに複数のグローバルネットワークを設定することはできません。
- 別のニフクラIDのプライベートLANは接続できません。
ファイアウォール設定
パラメーター名 | 内容 |
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ファイアウォール | ルーターに設定するファイアウォールを指定します。 |
ファイアウォールの仕様についてはクラウド技術仕様/制限値(コンピューティング:ファイアウォール)をご覧ください。
機能
設定変更
ルーター名、タイプ、翌月の料金プラン、ルーターに適用するファイアウォールを変更することができます。
注意事項
- ルーターのタイプ変更は再起動および通信断(目安: 5分程度)が発生します。
ネットワーク設定変更
以下の設定変更ができます。
- ネットワークの追加/削除
- プライベートIPアドレスの変更
- DHCPの有効/無効
- DHCPコンフィグの変更
- DHCPオプションの変更
注意事項
- ネットワーク設定変更は再起動および通信断(目安: 5分程度)が発生します。
アップグレード
ルーターをアップグレードする事で機能追加や不具合修正を行うことが出来ます。
アップグレード後には既存のルーターの設定は受け継がれます。
アップグレード時にアップグレード前のバックアップが保存され、ロールバックが可能です。
注意事項
- アップグレードは再起動および通信断(目安: 5分程度)が発生します。
- アップグレード前のバックアップがある状態で、ルーターの設定変更を行う事は出来ません。アップグレード前のバックアップを削除する必要があります。
ロールバック
ルーターのアップグレード後に問題が発生したとき、ルーターをアップグレード前に戻すロールバックを行うことが出来ます。
ロールバック可能な期間はコントロールパネル上のルーターの基本情報から「ロールバック有効期限」で確認出来ます。
注意事項
- ロールバックは再起動および通信断(目安: 5分程度)が発生します。
基本情報
バージョン
ルーターにはバージョンがあり、機能追加や不具合修正などお客様の任意のタイミングでアップグレードが可能です。
最新のバージョンの場合、(最新)の文字が表示されます。
新規作成されるルーターは最新のバージョンで作成されます。
各バージョンの機能追加、不具合修正はリリースノートをご覧下さい。
ロールバック有効期限
ロールバック可能な期間です。
アップグレード前のバックアップはアップグレード後から3日間保持されます。
ロールバック有効期限の経過後はロールバックできません。