ダイレクトポート(専用線・閉域網 接続サービス)
ダイレクトポート(専用線・閉域網 接続サービス)の技術仕様/制限値について記しています。
サービス概要
ダイレクトポートは、IaaS環境を回線事業者の専用線や閉域網に接続するための環境を提供するサービスです。
当社指定のデータセンター内に、IaaS環境との接続ポイントとなるL2スイッチを設置しています。
回線事業者のネットワーク機器をL2スイッチに接続し、お客様拠点とIaaS環境間をプライベートなネットワークで接続できます。
利用可能な回線事業者は、クラウドユーザーガイド(ネットワーク:ダイレクトポート(専用線・閉域網 接続サービス):ダイレクトポート利用可能回線事業者)を確認してください。

接続ポイント
接続ポイントとなるL2スイッチの設置リージョンを、接続ポイントといいます。
接続ポイントは、当社が指定したデータセンターに設置され、それぞれ、接続できるリージョンが決まっています。
| 接続ポイント | 接続可能なリージョン |
|---|---|
| E01 | east-1 |
| E02 | east-2 |
| E03 | east-3 |
| E04 | jp-east-4 |
| W01 | west-1 |
| W03 | jp-west-2※ |
※jp-west-2では、同等の機能を持つサービスとしてプライベートブリッジ 物理ポートを提供しています。新規に接続する際は、プライベートブリッジ 物理ポートを検討してください。
提供物
当社からの提供物は、以下を確認してください。
スイッチポート
お客様の専用線を収容する回線事業者のネットワーク機器とプライベートLANを接続するL2スイッチのポートを提供します。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ネゴシエーション | auto設定(オートネゴシエーション) |
| 通信速度 | 1Gbpsベストエフォート |
| スイッチポート1口あたりのプライベートLANの割り当て数 | 1個(ポートVLAN) |
| プライベートLAN1個あたりのスイッチポート数 | 最大5口 |
ラックスペース
回線事業者のネットワーク機器を設置するために、棚板またはセキュリティBOXをラックスペースとして提供します。
- ラックスペースは、棚板または暗証番号つきのセキュリティBOXのいずれかになります。
- 棚板またはセキュリティBOXの選択はできません。
- ネットワーク機器の設置は、当社が用意した棚板の上に据え置くか、またはセキュリティBOX内に設置してください。ラックマウントはできません。
- ネットワーク機器の設置位置は、当社が指定します。指定後に変更を依頼する可能性があります。
- ネットワーク機器を設置するラックは、当社が管理します。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| スイッチポート1口あたりのラックスペース | 最大1ラックスペース ・棚板 目安サイズ:幅43cm×奥行60cm×高さ4cm ・セキュリティBOX 目安サイズ:幅39cm×奥行69cm×高さ8cm |
| ラックスペース1口あたりの設置台数 | ONUを除き1台 ※無線通信をする機器は設置できません。 |
| ラックスペース1口あたりの電源 | 最大3個(100V) |
LANケーブル
当社のL2スイッチと回線事業者のネットワーク機器を接続するLANケーブルを提供します。
LANケーブルは当社が指定する棚板またはセキュリティBOXのラックスぺースまで敷設します。回線事業者のネットワーク機器に結線してください。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| スイッチポート1口あたりのLANケーブル本数 | 1本 |
| カテゴリ | 5e |
| 接続形態 | UTP |
| コネクタ形状 | RJ-45 |
冗長構成
冗長構成には、スイッチポートを2口利用します。

当社のL2スイッチを経由したルーター間でのVRRP/HSRP等の冗長化用プロトコルの通信により、アクティブ-スタンバイ構成が可能です。ルーター同士のケーブル接続はできません。
接続構成は、クラウド技術仕様/制限値(ネットワーク:ダイレクトポート(専用線・閉域網 接続サービス):サービス提供可能構成/サービス提供不可構成)を確認してください。
責任分界点
責任分界点は、「回線事業者のネットワーク機器」と「当社のL2スイッチと回線事業者のネットワーク機器とを接続するLAN ケーブル」との接続点とします。

また、回線事業者のネットワーク機器を設置しているラックおよび電源の運用は当社の責任範囲となり、回線事業者が設置するネットワーク機器などのネットワークの運用は、お客様の責任範囲となります。
責任分界点は、「電源」と「回線事業者のネットワーク機器」との接続点とします。
サービス開始時の接続作業
- 「回線事業者のネットワーク機器」と「当社のL2スイッチと回線事業者のネットワーク機器とを接続するLANケーブル」は、回線事業者にて接続してください。
- 回線事業者にて接続できない際は、お客様が回線事業者から「接続指示書」を入手し、当社へ送付してください。当社が接続作業を代行します。
接続作業は「接続指示書」が送付されてから、5営業日以降に実施します。- 「接続指示書」は、開通予定日の5営業日前までに送付してください。期日までに送付されなければ、開通予定日に作業できません。
- 作業の日時、時間帯は指定できません。
- お客様への事前連絡は実施しません。
- 「接続指示書」は、接続機器の図か写真付きでLANケーブルの接続先を明確に記載してください。
サービス解約時の抜線作業
- 「回線事業者のネットワーク機器」と「当社のL2スイッチと回線事業者のネットワーク機器とを接続するLANケーブル」は、回線事業者にて抜線してください。
- 回線事業者にて抜線できない際は、お客様が「指示書」を当社へ送付してください。当社が抜線作業を代行します。
- 対応内容および各種条件は、「サービス開始時の接続作業」の「接続指示書」と同様です。
注意事項
本サービスの手続き
- 本サービス利用の申し込みは、回線事業者がデータセンターへ1回目に入館する30日前までに実施してください。
- 本サービス利用の申し込み後、ダイレクトポートで接続するプライベートLANは削除できなくなります。
- 該当するプライベートLANはダイレクトポートの利用終了日の3営業日以降から削除ができます。
- 当社のネットワーク機器にてリンクアップおよび正常接続確認を実施した月から、課金が発生します。
- 構成によっては追加料金が発生します。詳細は機能・サービス:ダイレクトポート(専用線・閉域網 接続サービス)を確認してください。
- 本サービスの最低利用期間は、利用開始日を起算日として2カ月です。
- 本サービス解除の申し込みは、利用終了日の30日前までに実施してください。
- 回線事業者の撤去作業は、利用終了日の3営業日以降から実施できます。
- サービス提供中のダイレクトポートに対し、以下の変更などはできません。新規に申し込んでください。
- ユーザーID
- リージョン
- ゾーン
- 回線サービス
回線サービス、回線事業者のネットワーク機器および機器の設置
- 本サービスで対応している回線サービスは、光回線のみです。メタル回線を希望する際は、サポート窓口へ問い合わせてください。
- IaaS環境との接続はブロードキャストドメインを区切る必要があります。当社のL2スイッチには必ずルーターやL3スイッチなどで接続してください。
- ダイレクトポートの接続ポイントがあるデータセンターに入館できるのは回線事業者のみです。データセンターに設置するネットワーク機器は、回線事業者の保守サポート付きの機器を利用してください。
- ポートへの接続などの実作業は、回線事業者が実施します。
- データセンターへの機器の発送、受け取りは対応しません。
- 接続ポイントが「E01」かつ12月~3月の冬季期間のみ、一時保管場所で3時間ほど機器の保管を依頼する可能性があります。
- 外部から持ち込んだ機器の結露を防ぐため、機器の温度を建屋内の温度に慣らしています。
データセンターへの入館
- 入館日は、当社との日程調整を経て決定します。
- データセンターへの入館の手続きのために、入館者の情報やネットワーク機器の諸元等を所定のフォームにて、事前に申請してください。
- 入館申請書(ヒアリングシート)は必要事項を記載の上、入館希望日の10営業日前までに、必ず提出してください。
- 内容に不備がある申請や提出期限後の申請は、受理できません。
- データセンターへの入館は下記時間のみ受け付けています。ただし、トラブル発生などの緊急の際は、24時間365日での入館を受け付けています。
【入館受付時間】
10:00~17:00。ただし、土、日、祝日、当社指定の禁止期間※1 を除く。
※1 大型連休期間中、大型連休から2週間ほど前の期間。年末年始期間中、年末年始から2週間ほど前の期間。その他、当社が必要と判断した期間。
トラブル時の対応
- ダイレクトポートでは、回線事業者のネットワーク機器と接続している当社L2スイッチの稼働状況、負荷状況を監視しており、トラブルを検出した際には、障害通知やサービスアクティビティでお客様へ通知します。
- IaaS環境の責任分界点はサービスの責任分界を確認してください。
- 当社L2スイッチのリンクアップやリンクダウンのポート監視のトラブルは、お客様へ通知されません。
回線事業者のネットワーク機器で、お客様でポート監視およびトラブル時の通知設定を実施してください。
- 回線および回線事業者のネットワーク機器のトラブルは、回線事業者へ問い合わせてください。
- 回線および回線事業者のネットワーク機器のトラブルでデータセンターに入館が必要な際は、専用の申請フォームから申請してください。
申請フォームのURLは、サービス開始連絡時に案内します。
制限事項、その他
- ダイレクトポートの利用規約は、ダイレクトポート 利用規約を確認してください。
- 品質保証制度(SLA)利用規約に基づく保証の対象外です。
- ダイレクトポート内で通信の帯域保証は行っていません。
- ダイレクトポートを介して直接インターネットに接続できません。
- 複数の閉域網と接続し、すべての通信をIaaS環境経由とする構成は禁止しています。
- IPアドレスのバッティングを避けるため、ダイレクトポートと接続しているプライベートLANでは、IaaS環境側ルーターのDHCP設定を「自動」にしないでください。
- 平日日中帯のみ、作業対応を実施します。
- 当社は、回線事業者のネットワーク機器への作業は実施しません。
- 当社L2スイッチのメンテナンスに伴い、通信に影響がでる可能性があります。
- お客様環境からの通信がIaaS環境に影響を与えていると確認された際は、接続インターフェースを予告なく遮断します。
遮断を実施する閾値は、通信の種類ごとに以下の値を設定しています。
種類 閾値 ブロードキャスト 5Kpps マルチキャスト 5Kpps ユニキャスト(unknown ユニキャスト) 200Kpps - 遮断解除は、お客様からの連絡後、以下時間帯に当社が実施します。
【解除作業実施時間】
10:00~17:00。ただし、土、日、祝日、当社指定の禁止期間※1 を除く。
※1 大型連休期間中、大型連休から2週間ほど前の期間。年末年始期間中、年末年始から2週間ほど前の期間。その他、当社が必要と判断した期間。
- 遮断解除は、お客様からの連絡後、以下時間帯に当社が実施します。
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サービス利用中のトラブルは、サポート窓口にお願いします。
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