ニフクラ プライベートブリッジ:物理ポート
ニフクラ プライベートブリッジ:物理ポートの技術仕様/制限値について記しています
仕様
- 物理ポートには、プライベートブリッジを最大20個接続可能です。
- プライベートブリッジには、最大50個の物理ポートを接続可能です。
- サービスプランと接続プランからそれぞれ1プランをお選びください。どちらのプランもあとから変更することはできません。
サービスプラン | コロケーションプラン、構内接続プラン |
接続プラン | シングル接続プラン、デュアル接続(L2)プラン、デュアル接続(L3)プラン |
サービスプラン
コロケーションプラン
当社の指定するデータセンターにおいて、コロケーションスペース(当社手配)に通信キャリアの回線(お客様手配)と通信キャリアのネットワーク機器(お客様手配)を設置し、当社のネットワーク機器に通信キャリアのネットワーク機器を接続するプランです。
メディアタイプ | 1000BASE-T、1000BASE-LX、10GBASE-LR |
接続レイヤー | L2、L3 |
提供リージョン | jp-west-2 |
冗長化方式 | デュアル接続(L2):MLAG(LACP)によるL2冗長デュアル接続(L3):VRRP/HSRP等の冗長化プロトコルによるL3冗長(お客様側機器にて実施) |
VLANタグ設定 | あり(trunk)、なし(access) |
帯域 | ベストエフォート |
BUMフレームの扱い | プライベートブリッジの仕様に準じます。 |
コロケーションスペース
通信キャリアのネットワーク機器を設置するためのスペースのことです。コロケーションスペースの管理は当社が行い、ネットワーク機器用の電源も併せて提供します。
※コロケーションスペースの追加・選択およびネットワーク機器のラックマウントはできません。
提供数 | シングル接続:1つ、デュアル接続(L2):2つ、デュアル接続(L3):2つ |
寸法 | 幅390mm x 奥行690mm x 高さ80mm |
電源形状 | JIS C 8303:2007 2極接地極付差込接続器 15 A 125 V |
電源口数 | 100Vの電源を2系統各2口(合計4口)使用可能(消費電力は4口合計で200W) |
設置方法 | コロケーションスペース内の空間に収まるように設置 |
セキュリティ | コロケーションスペース内部へのアクセスにはダイヤル錠の解錠が必要 |
LANケーブル
- 当社のネットワーク機器と通信キャリアのネットワーク機器を接続するLANケーブルを提供いたします。
- シングル接続の場合は1本、デュアル接続(L2)およびデュアル接続(L3)の場合は2本提供いたします。
- LANケーブルは当社が指定するコロケーションスペースまで敷設していますので、通信キャリアのネットワーク機器に結線していただくこととなります。
- LANケーブルの仕様はお申し込みのメディアタイプに応じて下記の通りです。
メディアタイプ | 提供するLANケーブルの仕様 |
---|---|
1000BASE-T | 802.3abで規定されるUTPのケーブル |
1000BASE-LX | 802.3zで規定されるシングルモード光ファイバ(LCコネクタ)のケーブル |
10GBASE-LR | 802.3aeで規定されるシングルモード光ファイバ(LCコネクタ)のケーブル |
構内接続プラン
当社の指定するデータセンターにおいて、当社のネットワーク機器に構内配線(お客様手配)を接続するプランです。
メディアタイプ | 1000BASE-T, 1000BASE-SX, 1000BASE-LX, 10GBASE-SR, 10GBASE-LR |
接続レイヤー | L2、L3 |
提供リージョン | jp-west-2 |
冗長化方式 | デュアル接続(L2):MLAG(LACP)によるL2冗長デュアル接続(L3):VRRP/HSRP等の冗長化プロトコルによるL3冗長(お客様側機器にて実施) |
VLANタグ設定 | あり(trunk)、なし(access) |
帯域 | ベストエフォート |
BUMフレームの扱い | プライベートブリッジの仕様に準じます。 |
接続プラン
冗長化方式として以下のプランのいずれかをご選択いただきます。
シングル接続プラン
コロケーションプランの場合は通信キャリアの回線終端装置(お客様手配)、構内接続プランの場合は構内配線(お客様手配)を、1つの物理ポートに対して1つ接続する非冗長プラン。
デュアル接続(L2)プラン
コロケーションプランの場合は、通信キャリアの回線終端装置(お客様手配)、構内接続プランの場合は、構内配線(お客様手配)を、1つの物理ポートに対して2つ接続する冗長プラン。冗長化方式は、MLAG(LACP)によるL2冗長となります。
デュアル接続(L3)プラン
コロケーションプランの場合は、通信キャリアの回線終端装置(お客様手配)、構内接続プランの場合は、構内配線(お客様手配)を、1つの物理ポートに対して2つ接続する冗長プラン。冗長化方式は、VRRP/HSRP等のプロトコルによるL3冗長となります。冗長化は、お客様側機器にて実施いただきます。
※物理ポートの冗長構成について
物理ポートの冗長構成を実現する際の構成については、以下から構成例をご確認ください。
物理ポート構成例
注意事項
- お申し込みの前にニフクラ物理ポート利用規約をご確認ください。
- 物理ポートにてトラブルを検出した場合、速やかにメールもしくはインフォメーションでお客様にご連絡します。ただし、お客様がご利用の物理機器および、ニフクラサーバーのOSより上位の挙動については対応いたしかねます。
- 物理ポートと接続しているプライベートブリッジを、物理ポート利用中に削除することはできません。
- お申込完了後に、サービスプラン、接続プランおよびメディアタイプを変更することはできません。