DevOps with GitLab:クイックスタート【DevOpsサーバー】
このクイックスタートでは、DevOps with GitLabでDevOpsサーバーを作成し、管理者ログインする手順を説明します。
ステップ1:申し込み・ログイン
DevOps with GitLabを利用するにはニフクラへのお申し込みが必要です。
ニフクラへのお申し込み
「ニフクラお申し込み」より、申し込みを行います。
コントロールパネルにログイン
「ニフクラコントロールパネル」にアクセスし、ニフクラIDとパスワードを入力してログインします。
ステップ2:ファイアウォールグループ作成
DevOpsサーバーを作成する前に、DevOpsサーバーに適用するファイアウォールグループを作成する必要があります。
左メニューから「ファイアウォール」を選択します。
左上の「ファイアウォールグループ作成」を選択します。
ファイアウォールグループの名前とメモを入力し「作成する」をクリックします。
作成したファイアウォールグループの「選択したファイアウォールグループの操作」ドロップダウンメニューから「INルール設定の追加」を選択します。
追加したい許可ルールの数だけ「+ ルール追加」をクリックし、ルールの設定を行ったのち、右下の「ルール追加」をクリックします。
ここでは、DevOpsサーバーのWeb画面にブラウザアクセスするために、クライアントのIPアドレスからのTCP:443 のINルールの許可を追加します。
「接続元種別」で「接続しているIPアドレス」を選択すると、コントロールパネルへのブラウザアクセスに現在使用しているIPアドレスを自動入力できます。
作成したファイアウォールグループに、ルールが追加されていれば作成成功です。
ステップ3:パラメーターグループ作成
DevOpsサーバーを作成する前に、DevOpsサーバーに適用するパラメーターグループを作成する必要があります。
左メニューから「パラメーターグループ」を選択します。
左上の「パラメーターグループ作成」を選択します。
パラメーターグループ名とメモを入力し「作成する」をクリックします。
ステップ4:DevOpsサーバー作成
左メニューから「DevOpsサーバー」を選択します。
左上の「DevOpsサーバー作成」を選択します。
「01 基本設定」タブでDevOpsサーバーの設定を行い、「確認へ」をクリックします。
ここで入力した「rootユーザーの初期パスワード」は、後ほどDevOpsサーバーにrootユーザーでログインする際に使用します。 セキュリティ的に脆弱なパスワード(※)を設定するとエラーとなる可能性があります。 ※ ユーザー名、メールアドレスの一部が含まれている、予測可能な単語(例:gitlabやdevopsなど)が含まれている、一般的に使用される単語と文字の組み合わせ等。(参考:GitLab公式ドキュメント User passwords)
後から値を確認出来ないため、正確に入力し紛失等をしないよう注意してください。
「02 確認」タブで設定内容を確認し「作成する」をクリックします。
作成したDevOpsサーバーのステータスが「作成中」から「正常」になれば、DevOpsサーバーを利用できます。
DevOpsサーバーが「正常」以外のステータスになる場合は、DevOpsサーバーのステータス詳細の説明を参照のうえ、必要に応じた対応をご検討ください。
※作成する際の条件等によりDevOpsサーバーが「正常」となるまでに時間のかかる場合があります。
※作成時間の目安は15分~30分程度となります。
ステップ5:Web画面で管理者ログイン
作成したDevOpsサーバーの左側の▼ボタンをクリックして、DevOpsサーバーの基本情報を表示します。
表示された基本情報の
GitLab URL
をコピーし、ブラウザのアドレスバー入力して作成したDevOpsサーバーのWeb画面へアクセスします。Usernameに
root
と入力し、PasswordにDevOpsサーバー作成時に設定した「rootユーザーの初期パスワード」を入力してSign in
をクリックしてください。※Web画面へのアクセスにはファイアウォールグループのINルールでアクセス元IPアドレスの443/tcpでのアクセスが許可されている必要があります。
※上手くアクセスできない場合はアクセス元のIPアドレスが正しく許可されているかなどをご確認ください。
以上で初回の管理者ログイン完了となります。
管理者ログイン後はGitLabの各機能が利用できます。
GitLabの各機能についてはGitLab Docsをご参照ください。
※GitLab DocsはGitLab開発元のGitLab Incが提供する英語版のドキュメントです。
DevOps with GitLabではインスタンス作成を完了した時点でメール送信の設定が完了しているため、ユーザー追加がすぐに行えます。
また、Git/GitLabを初めて利用される方はまず、New to git and gitlabを参照することをお勧めします。