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【重要なお知らせ】サービス統合に基づくサービス名称の読み替えのお願い(2024年4月1日)

2024年4月1日をもって、「ニフクラ」は、「FJcloud-V」に統合し、名称を変更しました。
当サイトのアドレス(ドメイン名)に含まれる「nifcloud.com」は現時点では変更はございませんが、
各ページに記載の「ニフクラ」「NIFCLOUD」「nifcloud」は、「FJcloud-V」に読み替えていただきますようお願いいたします。

ニフクラ ユーザーガイド

クラウド トップ>Catalog>ユーザーガイド>Anthos(GKE Enterprise) データをバックアップする

Anthos(GKE Enterprise):データをバックアップする

ニフクラ Catalogで作成したクラスターのデータバックアップ方法を説明します。

ステップ1:クラスターのバックアップ

Google Cloud: bmctl を使用したクラスタのバックアップと復元 に沿って、クラスターのバックアップを実施する手順を説明します。
バックアップされる内容など、詳細は上記のGoogle Cloudのドキュメントを参照して下さい。
この手順でバックアップするクラスターの情報は以下の通りです。

  • 管理クラスター
  • クラスター名: admin-cluster-001
  • Anthos(GKE Enterprise) バージョン: 1.28.200-gke.118


  1. 管理ワークステーションにSSHログインします。

  2. 環境変数 GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS にサービスアカウントキーのjsonファイルを設定します。

    export GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS=/opt/nifcloud-catalog/google-cloud/key.json
  3. クラスターが正常に動作していることを確認します。

    -c にクラスター名、--kubeconfig に管理クラスターのkubeconfigファイルのパスを指定します。また、実行するbmctlは、管理クラスターのAnthos(GKE Enterprise)バージョンのものを指定します。
    この手順では、管理クラスターのAnthos(GKE Enterprise)バージョンは、1.28.200-gke.118 であるため、bmctlは /opt/nifcloud-catalog/bin/bmctl-1.28.200-gke.118/bmctl を指定しています。

    $ cd /opt/nifcloud-catalog
    $ /opt/nifcloud-catalog/bin/bmctl-1.28.200-gke.118/bmctl check cluster -c admin-cluster-001 --kubeconfig bmctl-workspace/admin-cluster-001/admin-cluster-001-kubeconfig
  4. クラスターのステータスがReconcilingでない事を確認します。

    -n に「cluster- + クラスター名」、--kubeconfig に管理クラスターのkubeconfigファイルのパスを指定します。

    $ kubectl describe cluster admin-cluster-001 -n cluster-admin-cluster-001 --kubeconfig bmctl-workspace/admin-cluster-001/admin-cluster-001-kubeconfig

    上記コマンドを実行して出力されるStatusセクションにあるConditionsから、TypeフィールドがReconcilingなものを探します。
    下記のようにConditionsのStatusがFalseであれば、クラスターが安定していてバックアップ可能なことを意味します。

    ...
    Status:
      ...
      Cluster State:  Running
      ...
      Control Plane Node Pool Status:
        ...
        Conditions:
          Last Transition Time:  2023-11-03T16:37:15Z
          Observed Generation:   1
          Reason:                ReconciliationCompleted
          Status:                False
          Type:                  Reconciling
      ...
  5. クラスターをバックアップします。

    -c にクラスター名、--kubeconfig に管理クラスターのkubeconfigファイルのパスを指定します。
    --use-disk パラメーターは任意ですが、バックアップ処理がメモリ不足でエラーになるのを防ぐために付与しています。

    $ /opt/nifcloud-catalog/bin/bmctl-1.28.200-gke.118/bmctl backup cluster -c admin-cluster-001 --kubeconfig bmctl-workspace/admin-cluster-001/admin-cluster-001-kubeconfig --use-disk
  6. バックアップが正常に完了すると、/opt/nifcloud-catalog/bmctl-workspace/backups にバックアップが作成されます。

    ls /opt/nifcloud-catalog/bmctl-workspace/backups | grep backup
    admin-cluster-001_backup_2024-07-12T152857+0900.tar.gz

これでクラスターのバックアップは完了です。クラスターのバックアップに含まれないデータについては、必要に応じて任意の手段でバックアップをして下さい。



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