ニフクラ プライベートブリッジ
ニフクラ プライベートブリッジの技術仕様/制限値について記しています
仕様
接続レイヤー | L2 |
提供リージョン | east-1,east-3,west-1,jp-west-2 |
通信速度 | ベストエフォート |
帯域確保 | ベストエフォート/100Mbps/200Mbps |
作成可能プライベートブリッジ数 | 50 |
作成可能コネクター数 | プライベートLANと同数 |
プライベートブリッジあたりの最大収容MACアドレス数 | 500 |
作成可能共有グループ数 | 200 |
招待コードの有効期限 | 24時間 |
招待コードの利用可能回数 | 1 |
メモ(プライベートブリッジ) | 全半角500文字以内 |
メモ(コネクター) | 全半角500文字以内 |
制限事項
他ネットワーク系サービス
他ネットワークサービスと本サービスの併用には、一部制限があります。
下記のサービスは、プライベートブリッジと併用する際、構成に注意が必要となります。
ネットワークループを防ぐため、下記のサービスと接続されている複数のプライベートLANを、同じブリッジに接続することはお控えください。
- プライベートアクセス for SINET
- 拠点間VPNゲートウェイ
構成例
※画像内の「一部併用制限サービス」に該当するサービスは、プライベートアクセス for SINET、拠点間VPNゲートウェイ(L2)の2サービスです。
※画像内の2のように、異なる2つの一部併用制限サービスにそれぞれ接続されているプライベートLANを同じプライベートブリッジに接続することは可能です。
機能・サービス:プライベートアクセス for SINET
機能・サービス:拠点間VPNゲートウェイ
プライベートアクセス for Digital enhanced EXchange(DEX)
プライベートブリッジと併用する際、構成に注意が必要となります。
ネットワークループを防ぐため、同一エリア内においてプライベートアクセス for Digital enhanced EXchange(DEX)と接続されている複数のプライベートLANを、同じブリッジに接続することはできません。ただし、東日本エリアと西日本エリアでそれぞれ1本までであれば、同じブリッジに接続することができます。
エリア | 該当リージョン |
---|---|
東日本エリア | east-1 |
西日本エリア | jp-west-2 |
構成例
機能・サービス:プライベートアクセス for Digital enhanced EXchange(DEX)
east-3リージョン
east-3リージョンをご利用の場合、下記3サービスのいずれかに接続されているプライベートLANをプライベートブリッジに接続することはできません。
機能・サービス:プライベートアクセス for ARTERIA
機能・サービス:プライベートアクセス for クラウドゲートウェイ クロスコネクト
機能・サービス:プライベートアクセス for SINET
注意事項
ニフクラ品質保証制度(SLA)利用規約に基づく保証の対象外です。
リージョン/ゾーンごとの制限についてはゾーン別機能対応表にてご確認ください。
ゾーン別機能対応表:ネットワーク機能コネクターを利用するにはプライベートLANが必要です。
機能・サービス:プライベートLAN1つのプライベートブリッジに接続しているコネクターに設定されているプライベートLAN上に、それぞれルーターやDHCP等の機能を利用する場合、プライベートLANのIPアドレス帯を同じ範囲に設定することによる適用範囲重複には注意してください。
プライベートブリッジで接続して構築しているネットワーク上でL2での接続を行う場合、接続対象のネットワークのIPアドレス帯は、同一となるように設定する必要があります。
プライベートブリッジにより接続したプライベートLAN上のリソース同士での通信を可能にするには、「ファイアウォールのルールにおいて、各リソースのプライベートIPアドレスが許可されている状態」である必要があります。
通信断を伴うメンテナンス及び機器故障の際に以下の通信影響発生の可能性があるため、通信影響を考慮したシステムを構築してください。
- 通信断を伴うメンテナンスについて
- メンテナンス実施時に、瞬断から15秒程度の通信断発生の可能性があります。
- 通信断を伴うメンテナンスの日程は、原則30日前に告知を行います。
- 機器故障について
- 機器故障発生時に、瞬断から15秒程度の通信断発生の可能性があります。
- 通信断を伴うメンテナンスについて
プライベートブリッジあたりの最大収容MACアドレス数を超えた場合、超過したMACアドレスを使用した通信は正常に行われない場合があります。
帯域確保はプライベートブリッジに接続しているコネクター間の通信において、設定した帯域が保証されます。
- 総帯域については弊社にて厳密に管理しますので、ユーザー数等の影響によって確保した帯域は影響を受けません。
- 確保可能な通信帯域がある範囲でのみ設定が可能です。
- 使用するプロトコルの特性などにより、必ずしも実トラフィック量が設定した帯域に達しない可能性があります。
コネクターが存在する状態ではニフクラの退会ができません。退会前にコネクターを含むプライベートブリッジを削除してください。
安定したサービスを提供するため、一定の流量を超えるBroadcast, Unknown unicast, Multicastトラフィックは流量制限を行っています。
複数ユーザー間でプライベートブリッジを構成をしている場合は、下記に注意してください。
- グループ内ユーザーが接続してるコネクターの切断はグループ内ユーザーのみ可能です。
- 共有グループからプライベートブリッジのパーミッションをはずした場合、グループ内ユーザーが対象のプライベートブリッジの操作できません。
- 共有グループからグループ内ユーザーをはずした場合、はずされたユーザーが接続しているコネクターを切断できません。
- 共有グループの操作については、下記のプライベートブリッジのヘルプをご参照ください。
ヘルプ:プライベートブリッジ