ESS(メール配信):配信ログ
メール配信の状況や結果を確認するための機能です。
レポートメールを受け取ることで、コントロールパネルへログインしなくても配信通数や未達通数を確認できます。
また、過去90日分の配信ログをダウンロードすることもでき、詳細な配送結果の確認が可能です。
レポートメール
日次で配信されるレポートメール設定の有効/無効、および送信先のメールアドレスの設定が可能です。
設定を有効にした場合、前日分の結果を記載したレポートメールが1日1回届きます。
配信されるレポートメールのサンプルは以下となります。
Fromアドレス | ess-info@system.nifcloud.com |
Toアドレス | コントロールパネルで設定した送信先メールアドレス |
件名 | BCTXXXXX ESS 配送状況 2015年02月18日 |
本文 | いつもニフクラESSご利用いただきありがとうございます。 2015年02月18日の送信状況に関してお知らせいたします。 送信通数: 1024通 正常: 1010通(98.63%) 不達: 14通(1.37%) 受付拒否: 0通 詳しくはAPIまたは、コントロールパネルからログを取得してください。 |
ログダウンロード
メール配信の結果がログで確認できます。
ログはAPIとコントロールパネルから入手することができます。APIの仕様につきましては、以下をご確認ください。
API:ESS(GetDeliveryLog)
コントロールパネルよりダウンロードしたログファイルの詳細については、以下となります。
ダウンロード可能な期間 | 過去90日間 | ||
---|---|---|---|
形式 | ZIP形式 | ||
ログ内容 |
1通のメール送信に対し、複数行のログが出力されることがあります(retryを行った場合)。 |
||
送信結果 | sent | 送信が成功した | |
retry | 次の送信でRetryする | ||
faild | 送信が失敗した | ||
ステータスコード※ | 2xx | 成功(送信結果:sent) | |
3xx | 成功(送信結果:sent) | ||
4xx | 一時的なエラー(送信結果:retry) | ||
5xx | 恒久的なエラー(送信結果:faild) | ||
6xx | 配信エンジン内部で発生したエラー(送信結果:retry、faild) | ||
7xx | |||
8xx |
※ステータスコードは、3桁の数字となります。2xxから5xxまでは、SMTPプロトコルにおける応答コードとなります。6xx以降の番号は、独自の応答コードです。
応答コードの詳細につきましては、ニフクラ ESSの応答コード一覧をご確認ください。
例
2017/08/17 17:51:06 sent 250 b100.repica.jp.2344320000000000 ABC12345 dummy-from@example.com dummy-to@example.com 0.0.0.0:25 0.0.0.0:0 13 250_Requested_mail_action_okay,_completed.
2017/08/17 18:11:06 retry 451 b100.repica.jp.1469438669104040 ABC12345 dummy-from@example.com dummy-to@example.com 0.0.0.0:25 0.0.0.0:0 10 451_Greylisted_by_deepsmtpd_-_Please_retry_again_later
2017/08/17 18:20:06 faild 606 b100.repica.jp.1469438672104607 ABC12345 dummy-from@example.com dummy-to@example.com 0.0.0.0:25 0.0.0.0:0 6 606_The_expiration_date_passed.