パフォーマンスチャート
パフォーマンスチャートの技術仕様/制限値について記しています。
構成の上限
対象項目
サーバー CPU使用率/メモリ使用率/ディスク使用率※1/ネットワーク流量※2 ロードバランサー ネットワーク流量 マルチロードバランサー ネットワーク流量 ディスクパーティション ディスクのパーティション使用率※3 ※1 作成したサーバーのディスクが対象となります(増設ディスクは含まれません)
※2 グローバル側/プライベート側、追加NICを含んだサーバーに設定されているネットワークすべての合計値となります。
※3 ローカルディスク、増設ディスクも含むサーバーの使用領域が対象となります。グラフ対象期間
グラフ対象期間 最新24時間分/カスタム(当月を含め最大過去6カ月間) グラフのデータ単位
期間 データ単位 最新 10分間隔で表示 カスタム ・1~7日間以内の期間を指定
30分間隔で表示
・8日間以上の期間を指定
1日間隔で表示ダウンロード用データ
ダウンロード用データ CSV形式
パフォーマンスチャートのデータ取得方法
パフォーマンスチャートのデータは仮想基盤から取得しています。
項目毎の取得方法は以下の通りです。
CPU使用率の算出方法
- 仮想基盤より以下の値を取得
- 仮想マシンに割り当てられたクロック量
- 現在使用されているクロック量 (仮想基盤から見て仮想マシンがアクティブに使用しているクロック数)
- 仮想マシンに割り当てられたクロック量
- 以下の計算式により、使用率を算出
使用率 = (2) ÷ (1) × 100 ※小数点以下切り捨て
メモリ使用率の算出方法
- 仮想基盤より以下の値を取得
- 仮想マシンに割り当てられたメモリ量
- 現在使用されているメモリ量 (仮想基盤から見て仮想マシンがアクティブに使用しているメモリ量)
- 仮想マシンに割り当てられたメモリ量
- 以下の計算式により、使用率を算出
使用率 = (2) ÷ (1) × 100 ※小数点以下切り捨て
ネットワーク流量の算出方法
- 仮想基盤より取得した以下の値がIN/OUTの値
- IN:パケットの受信量
- OUT:パケットの送信量
- IN:パケットの受信量
ディスク使用率の算出方法
- 仮想基盤より以下の値を取得
- OSが認識しているディスクの空き容量
- OSが認識しているディスクの全体容量
- OSが認識しているディスクの空き容量
- 以下の計算式により、使用率を算出
ディスク使用率 = 100 - ( (1) ÷ (2) × 100) ※小数点以下切り捨て
注意事項
- パフォーマンスチャートは基本監視の申し込みを行った以降のグラフが確認できます。
- 基本監視を申し込む前のグラフは表示できません。
- ディスクパーティションでは、基本監視で監視対象にしているパーティションのみパフォーマンスチャートに表示可能です。
- 対象がディスクパーティションの場合、監視設定の内容がパフォーマンスチャートの描画対象候補に表示されるようになるまで、最大で10分かかります。
- パーティションの監視設定が可能なのは、起動中のサーバーのみになります。
- Linux系OSをご使用の場合、監視対象領域をアンマウントしても、使用率の情報が更新されませんのでご注意ください。
- 対象がマルチロードバランサーの場合、マルチロードバランサーの設定変更を実施した直後の測定値は、欠測となり 0 として表示されます。
- 以下のファイルシステム以外でマウントしている場合は使用量を取得できないため、監視設定できません。
Ext2, Ext3, Ext4, ReiserFS, ZFS, NTFS, VFAT, UFS, PCFS, HFS, MS-DOS
- 以下のイメージから作成されるサーバーはファイルシステムがXFSであるため、open-vm-toolsを9.10.x. 以降のバージョンにバージョンアップすることで利用可能になります。
- CentOS 7.0 プレーンインストール(64bit)
- Red Hat Enterprise Linux 7.0(64bit)
- ping監視をご利用いただく場合、下記をご参照ください。
基本監視を利用するための設定 - ロードバランサーの選択帯域よりも、パフォーマンスチャートの示す値が大きくなることがあります。
- これは、ロードバランサーの帯域制御の仕様に依存します、詳細はロードバランサー(L4):技術仕様/制限値を確認してください。
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