Appendix
L7ロードバランサー(Ivanti Virtual Traffic Manager)を利用する際のAppendixを記載します。
ご利用にあたって
使用できる帯域の計算方法
ロードバランサーの帯域プランと1セッションあたりのクライアントのデータサイズから以下の計算式で算出できます。
同時接続上限値 = (帯域[Mbps] ÷ 8[1byte=8bit]) ÷ (1セッションあたりのサイズ[KB] ÷ 1024(KB))
サポートサイト
アカウント取得
サポートサイトのアカウントは下記手順で取得してください。
ログインページ へアクセスしてください。
ダイアログの「こちらよりお問い合わせください」の「こちら」をクリックしてください。
お問い合わせ画面のアンケートを記入してください。
記入例:①お問い合わせ内容:その他 ②興味のある製品:Ivanti Virtual Traffic Manager ③会社名 ④部署名 ⑤氏名 ⑥メールアドレス ⑦ご連絡先 ⑧お問い合わせ内容:ニフクラ利用者 サポートサイトを利用するためのID/PW希望
個人情報取り扱いへの同意にチェックを入れてください。
「確認画面へ」ボタンをクリックしてください。
ベンダーからID/PWが通知されます。
パスワードリセット
ベンダーのサポートサイトのパスワードは、下記手順でリセットしてください。
ログインページ へアクセスしてください。
ダイアログの「こちらよりお問い合わせください」の「こちら」をクリックしてください。
お問い合わせ画面のアンケートを記入してください。
記入例:①お問い合わせ内容:その他 ②興味のある製品:Ivanti Virtual Traffic Manager ③会社名 ④部署名 ⑤氏名 ⑥メールアドレス ⑦ご連絡先 ⑧お問い合わせ内容:ニフクラ利用者。以下IDのパスワードをリセット願います。 【パスワードをリセットするIDを記載】
個人情報取り扱いへの同意にチェックを入れてください。
「確認画面へ」ボタンをクリックしてください。
ベンダーから連絡がきます。
機能
ロールバック機能利用時
- ロールバック機能を利用するには、ディスクの使用率が80%以下の状態を維持してください。
通常、使用率が80%以下の状態でアップグレードすると古いバージョンがロールバック用に保管されます。- rollbackコマンドを利用し、古いバージョンの削除を行うことで、ディスクの空き容量の確保が可能です。
詳しくはVirtual Traffic Manager サポートサイトを確認してください。
- rollbackコマンドを利用し、古いバージョンの削除を行うことで、ディスクの空き容量の確保が可能です。
- ロールバック実施後は再起動してください。
フェイルオーバー時のセッション維持
フェイルオーバーが発生するとセッションおよび、通信は切断されます。
ただし、Session Persistenceが設定されている場合は、保持されているセッション維持情報により、同じサーバーに振り分けされます。
Session Persistenceの設定はセットアップ手順書に記載しています。
セットアップ手順書は、NetWave社のサイト より入手してください。
冗長構成時のメンテナンス
本製品をアクティブ/スタンバイの冗長化構成にしている状態で、再起動を伴うメンテナンス作業を実施したい場合、サービス影響を最小限に抑えることが期待できる方法を紹介します。
ただし、実際にどの程度のサービス影響が現れるかはVTMの稼働状況や設定内容にも依存します。
サービス影響が許容可能であるかはユーザーにて確認してください。
- スタンバイ側のVTMを停止させます。
- 設定変更(スペックアップなど)を実施します。
- 停止していたVTMを起動します。
- スタンバイ機起動後、アクティブとスタンバイが同期するまで少なくとも10分程度は待機します。
- 手動でフェイルオーバーを実施し、スタンバイとアクティブを入れ替えます。
- アクティブ→スタンバイになったVTMを停止状態にします。
- スタンバイになった(元アクティブ)VTMの設定を変更します。
- 設定変更後、スタンバイ(元アクティブ)のVTMを起動します。
- スタンバイ機起動後、アクティブとスタンバイが同期するまで少なくとも10分程度は待機します。
その後、手動でフェイルオーバーを実施し、スタンバイとアクティブを入れ替えます。
※アクティブ/スタンバイステータスの状態を、作業前の状態と同様にしたい場合のみを想定しています。
サーバー
L7ロードバランサー(Ivanti Virtual Traffic Manager)を稼働させるサーバーのAppendixを記載します。
カーネルアップデート
- システム要件に合致するカーネルバージョンの範囲内であれば利用者でカーネルアップデートが可能です。パッケージのアップデートも可能です。
- システム要件のカーネルバージョンはクラウド技術仕様/制限値(L7ロードバランサー(Ivanti Virtual Traffic Manager)全般)_仕様 を確認してください。
スペックアップ
- 通常のサーバー同様にスペックアップが可能です。スペックアップにあたって設定変更は不要です。