DEX接続オプション
DEX接続オプションの各機能の技術仕様について記しています。
仕様
DEX接続オプション(東日本)
本オプションは、富士通データセンターを現在利用中のお客様向けのオプションです。
富士通の提供するデータセンターで稼働しているシステムから、DEXの閉域ネットワーク経由でバックアップ/リストアができます。
以下、すべての条件に該当するお客様が申込できます。
申込条件
データセンター契約 富士通株式会社の東日本データセンター(館林、横浜、横浜港北)にてデータセンターサービスを契約している方 (※1) DEX契約メニュー 上記のデータセンターサービスにてDEXメニューを契約している方 (※2) Acroisの契約 2021年7月14日以降に申し込みした方
※上記の場合、利用するAcronis CloudのデータセンターがJP03(神奈川DC)となります。- ※1 データセンターに関するサービス概要や価格などの詳細は、データセンターサービスを利用時に「データセンターアウトソーシング契約」を担当したSEに確認してください。
- ※2 DEX(Digital enhanced EXchange)とは富士通の提供する閉域網サービスです。詳細は、以下を参照してください。
Digital enhanced EXchange(DEX)
Digital enhanced EXchange(DEX) ご紹介資料
P10「Digital enhanced EXchange 提供メニュー」
- ※1 データセンターに関するサービス概要や価格などの詳細は、データセンターサービスを利用時に「データセンターアウトソーシング契約」を担当したSEに確認してください。
DEX接続オプション(東日本)のサービスイメージ
富士通の東日本データセンター(館林、横浜、横浜港北)内にある、DEXの閉域ネットワークに接続されたお客様サーバーと、Acronis環境(神奈川)をDEX経由で通信可能にします。
これによりインターネットを経由せずに、DEX経由でバックアップ/リストアのデータ転送が可能です。
DEX接続オプション(東日本)には、以下の制限事項があります。
- バックアップ機能(バックアップ/復元ほか)のみ利用可能。
- エージェントの自動アップデートは利用できず、手動での定期的なアップデートが必要。
以下の制限により、コンピューティングの仮想サーバーは、DEX経由でバックアップできません。
- ニフクラのプライベートLANとDEXの接続は、現状プライベートアクセス for Digital enhanced EXchange(DEX)のみに限られる。
- プライベートアクセス for Digital enhanced EXchange(DEX)経由では、DEXの仕様によりAcronis環境へ接続できない。
DEX接続オプションの申込
設定作業に必要な情報をヒアリングフォームより提供してください。
提供された情報は、設定作業に利用するため富士通やAcronis社へ提供します。
- 以下は必須項目となります。
- Acronis Cyber Protect Cloud 基本利用内容
- ログインID
- 契約タイプ(保存容量課金プラン/ワークロード課金プラン)
- ご利用状況(保存容量/対象マシン台数)
- DEX接続する対象環境の情報
- 接続される富士通データセンターロケーション(館林/横浜/横浜港北)
- SB-ID (※DEXの契約時に発行されるID)
- VLAN ID
- 利用予定のネットワークアドレス
- ゲートウェイ用のご希望のIPアドレス(候補に3つ必要)
- エンドユーザー情報(申込のお客様情報と異なる場合のみ)
- Acronis Cyber Protect Cloud 基本利用内容
- 以下は任意の項目となります。
- DEX接続オプションの利用開始希望日
- DEX接続オプション試験日
- DEX接続オプションの本番稼働予定日
注意事項
- Acronisのアカウント1件に対して1件のDEX接続オプションが契約できます。
- DEX接続オプションの申し込みで記載いただいた内容に誤りがあっても、当社では一切責任を負いかねます。記入内容の誤りによって正しい作業が実施されなかった場合でも、通常どおりの料金を請求します。
- DEXの閉域ネットワーク、および各データセンターのサービス概要、価格は、富士通データセンターの契約担当に問い合わせてください。
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