サーバー向けクラウド型セキュリティ（Trend Micro Cloud One – Workload Security）全般
仕様
| ウイルス対策（Webレピュテーション機能付） | サーバーにウイルスが感染することを防止します。 ウイルスがサーバーに侵入しようとした時に検出する「リアルタイム検索」や、毎週/毎日など事前に設定した時間に検索を行う「スケジュール検索」によりサーバーをウイルス感染から保護します。 |
| Webアプリケーション保護 | SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング（XSS）などからシステムを守ります。 |
| 侵入検知・防止（ホスト型IDS/IPS） | 仮想パッチ（脆弱性ルール）によって、脆弱性を突いた攻撃からサーバーを保護します。 対応している脆弱性は、Windows・Linux・Solarisなど、主要なサーバーOSや、Apache・BIND・Microsoft SQL・Oracleなど100以上のアプリケーションに対応しています。 |
| ファイアウォール | ホストベースでのネットワークアイソレーションを実現します。 IPアドレス・MACアドレス・ポートのフィルタリングをサーバーごとに細かく設定できます。ネットワークごとのポリシー作成も可能です。 あらかじめ用意された共通テンプレート（Webサーバー用、DNSサーバー用など）を利用してスピーディに設定することができるので、攻撃を受ける機会を軽減します。 |
| ファイルやレジストリなどの変更監視 | あらかじめ指定したファイルやレジストリ、ファイル権限、ポートなどを監視し、変更があった場合に管理者に通知する機能です。 例えば、ファイルのサイズを監視することで、不正な侵入者がアクセスログを隠ぺいするためにログの一部を削除するなどの行為を行った際に、すぐに管理者にアラートを上げます。 |
| セキュリティログ監視 | Windowsのイベントログやアプリケーションのログを監視し、あらかじめきめられた閾値を超えた場合に管理者にアラートを上げることができます。 例えば、 Windowsイベントログに短い間に複数のログイン失敗のイベントが上がった場合などに、管理者に直ちに知らせることができます。 |
動作環境
- 本製品のサポートOSは、トレンドマイクロ社の サポートOS一覧ページ をご確認ください。
- ご利用のエージェントに対応する項目をご参照ください。
- サポート対象のOSにおいて、ニフクラスタンダードイメージで提供しているOSを推奨いたします。
- システム要件は、トレンドマイクロ社の Trend Micro Cloud One - Workload Security システム要件 をご覧ください。
（一部、旧名称：Trend Micro Deep Security as a Serviceでの案内となります。）
- トレンドマイクロ社によるサポート期間およびEOSへの対処方法については以下をご参照ください。
通信要件
- 下記ページを参考に、エージェントをインストールしたサーバーから、管理マネージャーにアクセスできることをご確認ください。
- Trend Micro Deep Security as a Service の使用通信ポート
※2020/11/23 09:00のタイミングでその時間以降に作成したアカウントでの仕様に変更があります。詳細は以下のトレンドマイクロ社の案内をご確認ください。 - Trend Micro Cloud One - Workload Security の固定IPアドレス廃止予定について
- Trend Micro Cloud One - Workload Security - 固定IPアドレス廃止の延期について
- Trend Micro Deep Security as a Service の使用通信ポート
リージョン
- アカウントを作成する際は、リージョンを選択する必要があります。
リージョンとは、Cloud Oneアカウントのデータをホストするリージョン(データセンター)です。
Trend Micro Cloud Oneアカウントのリージョンとは何ですか？
リージョンの選択方法
初回のアカウント作成時に選択いただきます。
一度アカウントを作成すると、後から他のリージョンへ変更することはできません。
Trend Micro Cloud One リージョン
Trend Micro Cloud One アカウントの変更
アカウントの作成については以下に記載がございます。
Trend Micro Cloud One アカウントを作成する
メンテナンス・トラブル・脆弱性情報について
メンテナンス・トラブル情報について
以下よりメンテナンス・トラブル情報をご確認いただけます。
- Trend Micro Cloud One メンテナンス情報ページ
- メンテナンス・トラブル情報に関しては「■お客様へのご連絡」をご参照ください。
- 本サービスは、定期メンテナンスを実施いたします。メンテナンスの実施タイミングやメンテナンス内容の詳細につきましてもご確認いただけます。
- RSSフィードでの購読が可能です。
- メンテナンス・トラブル情報に関しては「■お客様へのご連絡」をご参照ください。
- サービスステータスポータル
- 製品のサービスステータス（正常性）をご確認いただけます。製品は「Trend Cloud One」をご確認ください。
脆弱性情報について
- 本製品の脆弱性情報および対応状況は、以下のソリューションサービス提供企業サイトにてご確認ください。
トレンドマイクロ ビジネスサクセスポータル：製品の脆弱性対応
ウイルス＆脅威情報 - 最新セキュリティアドバイザリ
- お客様は、ご利用のサービスの脆弱性情報をお客様の責任において確認するものとします。
- お客様は、修正プログラムや対処方法等をお客様の責任において適用するものとします。なお、当該修正プログラムや対処方法等に使用条件が定められている場合は、所定の使用条件に従い使用するものとします。
注意事項
- 製品仕様やトラブルシューティングについては、トレンドマイクロ社の製品別サポートをご覧ください。
製品別サポート Cloud One - Endpoint and Workload Security - 当月中にサービス解除を行う場合は、20日までにご申請ください。21日以降の申請の場合は、翌月分の月額料金が発生します。
- ユーザーガイドは、下記をご確認ください。
- 「サービス設定完了のお知らせ」でご案内しているトレンドマイクロ社のサポート情報は以下になります。
- 製品のサービスステータス（正常性）については、トレンドマイクロ社のサービスステータスポータルをご確認ください。ご確認の際は「Trend Cloud One」のステータスをご覧ください。
- 製品のエンハンス情報およびアップデート情報については、トレンドマイクロ社のWhat’s Newをご確認ください。ご確認の際は、Categoryで「Workload Security」をご選択ください。
制限事項
- エージェントをインストールするサーバーの環境によって、再起動が求められる場合がございます。
- サーバー向けクラウド型セキュリティ（Workload Security）の一部通知メールなど、英語で表記されております。また、提供される機能の一部には日本ではご利用いただけないものが含まれております。
- 当社で提供中のサーバー向けクラウド型セキュリティ（Workload Security）では、XDR機能はご利用いただけません。あらかじめご了承くださいますよう、お願い申し上げます。
- 当社で提供中のサーバー向けクラウド型セキュリティ（Workload Security）のライセンスが適用されているアカウントで、他社の販売するCloud Oneの製品を併用する構成について一部制限がございます。詳細は以下のトレンドマイクロ社の案内をご確認ください。
お問い合わせについて
障害やトラブル時などのお問い合わせは、ニフクラにて24時間365日承っておりますが、対応時間は提供企業窓口に準じることとなりますので、あらかじめご了承ください。
