Appendix
サーバー向けクラウド型セキュリティ(Trend Micro Cloud One – Workload Security)を利用する際のAppendixを記載します。
エージェント/ライセンス
複製
- サーバーの識別は、エージェントインストール時に生成されるFingerPrint情報を使用して実施しています。
- FingerPrint情報が重複した場合、ライセンス費用が追加で発生します。
- サーバーを複製する場合、同じFingerPrint情報をもつサーバーを同時に動作させないでください。
- エージェントをインストールしたサーバーをサーバーコピー、イメージ化して起動した場合、複製元と先でFingerPrint情報が重複します。
- エージェントを有効化しているサーバーの複製は、ベンダーにて動作保証されていません。
- 複製する場合は、実施前にエージェントを無効化し、複製した仮想マシンでエージェントを初期化してください。
エージェントの初期化手順について、詳しくは以下ベンダーの公開ページを確認してください。
Deep Security Agent の初期化方法
- 複製する場合は、実施前にエージェントを無効化し、複製した仮想マシンでエージェントを初期化してください。
サーバーの設定変更
- エージェントをインストール後も、ホスト名やIPアドレスなどは変更できます。
サーバーの識別は、エージェントインストール時に生成されるFingerPrint情報を使用して実施しています。
他ソリューションとの併用
バックアップ/セキュリティサービス(Acronis Cyber Protect Cloud)
- バックアップ/セキュリティサービス(Acronis Cyber Protect Cloud) と併用する場合は以下を参照して、スキャン対象からプログラムや実行ファイルを除外してください。
Acronis社KB アンチウイルスやその他のセキュリティプログラムからプログラムフォルダと実行ファイルを除外する。
管理コンソール
パスワードリセット
管理コンソールパスワードのリセットはベンダーサイト の「パスワードのリセット (パスワードをお忘れの場合)」を参照してください。
リージョン
利用中リージョンの確認方法について
ログイン後の「アカウントの設定」画面より、アカウント情報内にてリージョン情報を確認できます。
Trend Micro Cloud One アカウントの作成方法
3. ユーザ/アカウントの設定変更
トラブルシュート
以下に主な原因と対処方法を記載します。対処を実施しても改善しない場合は、ニフクラ お問い合わせまで問い合わせてください。
定期スキャンが指定通り実施されない
発生事象
定期スキャンタスクが指定した時間から大幅に遅れて実行された。
原因と対処1
管理マネージャーのルールアップデート中は、ジョブが遅延する場合があります。
詳細は、トレンドマイクロ社のドキュメントCloud One - Workload Security (C1WS)における既知の制限事項を確認してください。
原因と対処2
頻発する場合は、他の異常が疑われます。
ニフクラ お問い合わせまで問い合わせてください。
システムの動作に支障がある
発生事象
Workload Security導入後、システム要件を満たしていても一時的に動作が遅くなる。
原因
ファイルの更新が頻繁に実施され、リアルタイムスキャンが過剰に動作しています。
対処
トレンドマイクロ社のドキュメント検索除外の設定方法を参照し、頻繁に更新されるファイルを検索の対象から除外してください。
Smart Protection Serverとの接続でエラーが出る
発生事象
Smart Protection Serverとの接続失敗のアラートおよびイベントが発生している。
原因と対処1
一時的なアラートであれば対処不要です。
原因と対処2
アラートの詳細をトレンドマイクロ社のドキュメントSmart Protection Serverとの接続失敗 アラート/イベントについてで確認し、原因となる要素を取り除いてください。
原因と対処3
継続して発生する場合は、他の異常が疑われます。
ニフクラ お問い合わせまで問い合わせてください。
フィードバック
サービス利用中のトラブルは、ニフクラサポート窓口にお願いします。
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