障害・お知らせ通知の活用方法
障害・お知らせ通知の活用方法を紹介します。
メンテナンス通知
メンテナンス影響の確認例
お客様の環境により影響が異なります。以下の内容を参考に影響の有無を判断してください。
- メンテナンス通知を受信
メンテナンス対象になると、障害・お知らせ通知の通知先メールアドレス登録に設定したメールアドレス宛にメールが届きます。
メールにmnt-XXXXXXの形式で記載されているイベントIDを確認してください。
- サービスアクティビティを確認
コントロールパネルにログインし、上部のメニューなどからサービスアクティビティを開きます。
左のメニューから、「イベントリスト」を開きます。
イベントリスト画面では、「すべての障害・メンテナンス・お知らせ」、「関係のある障害・メンテナンス・お知らせ」 のラジオボタンがあります。
デフォルトでは「関係のある障害・メンテナンス・お知らせ」が選択されており、こちらからメールに記載のイベントIDを探します。
標準では、表示される範囲が当月となっています。
イベントIDが見つからない場合は、メールに記載のメンテナンス実施日を参照し、表示する月を変更してください。
- 影響対象と内容を確認
確認するイベントID左側の[v]ボタンを押下し、イベントの詳細を開きます。
イベントの詳細から「影響内容」タブを開くと、当該のメンテナンスにより影響を受けるロケーション、サービス、メニュー、影響の内容が確認できます。
各サービスで発生する影響内容をすべて確認するには、「詳細」を押してください。ポップアップにて全文が表示されます。
影響内容の読み方例
メンテナンス影響内容 | 概要 | お客様対応 |
---|---|---|
メンテナンス中、コントロールパネルを使った閲覧・操作ができません。 | 対象のゾーンに対して、メンテナンスの間はお客様の端末からコントロールパネルを経由したリソース操作ができません。 作成済みのリソースへの影響はありません。 |
事前にメンテナンス時間を把握し、該当時間中はコントロールパネルを使ったメンテナンス作業を控えてください。 |
メンテナンス中、何れかのタイミングでディスクの一時的なI/O遅延が発生する可能性があります。 | 表示されたサービスでメンテナンス時間の範囲内にディスクレスポンスが遅延する場合があります。メンテナンスごとに遅延秒数や回数は異なります。 本メンテナンスでは、コントロールパネルやAPIからの操作に影響は発生しません。 |
メンテナンスごとに遅延秒数や回数が異なるため、メンテナンスがお客様の利用環境に与える影響は、お客様自身で判断してください。 |
メンテナンス中、何れかのタイミングで一時的な通信断が発生します。 | 対象のサービスに対して記載の数秒、数分の通信断が発生します。 秒数はメンテナンスごとに異なります。 メンテナンス時間のどこで通信断が起きるかは作業進捗によって変わります。 |
対象のサービスへの通信に影響が発生します。 通信の遅延、再送、再接続、切断が想定されます。事象発生時の挙動を事前に確認してください。 |
メンテナンス中、操作に失敗する可能性があります。 | 対象のゾーンに対して、お客様の端末からコントロールパネルやAPIを経由した操作に失敗するタイミングがあります。 メンテナンスの期間中に、メンテナンスによる影響とお客様による操作の時間が重複すると影響が発生します。 |
操作に失敗した場合は、数分ほど時間を置いて再度操作をしてください。 失敗が続く場合はメンテナンス完了時間まで待ってから再度試行してください。 |
メンテナンス内容による影響の例
メンテナンスの影響を受けるサービス例としていくつか事例を掲載します。
イメージ図を参考に事前準備をしてください。
コントロールパネル・API利用不可メンテナンス
- コントロールパネルやAPIを使った閲覧・操作ができないメンテナンスのイメージ図です。
- 図中の「△」で影響が発生します。
- 想定される影響
- コントロールパネル・APIを使った操作ができません。
メンテナンス対象ゾーンや対象リソース名が閲覧できない場合があります。
すべてのリージョンが閲覧・操作できないメンテナンスでは、コントロールパネルへのログインができない場合もあります。 - 作成済みリソースへの影響が記載されていないメンテナンスは、リソースに対して影響はありません。
お客様環境から仮想サーバーへのログインやサーバー内の操作などは実施できます。
- コントロールパネル・APIを使った操作ができません。
ストレージメンテナンス
- 何れかのタイミングでディスクの一時的なI/O遅延が発生する可能性があるメンテナンスのイメージ図です。
- 図中の「△」が付いている部分で影響が発生します。
- 想定される影響
- 作成済みリソースのI/Oに遅延が発生する可能性があります。
「何れか」もしくは「可能性があります」と記載があるメンテナンスは、メンテナンス時間に記載されている時間の範囲で、文中にある秒数と回数だけI/Oの遅延が発生します。
I/O遅延はリソースの処理に影響を及ぼす可能性があります。お客様の利用環境に与える影響は、お客様自身で判断してください。 - コントロールパネル・APIに対する影響が記載されていないメンテナンスは、コントロールパネル・APIからの操作に影響はありません。
リソースへのログインは、I/O遅延のタイミングと重ならなければ影響ありません。
- 作成済みリソースのI/Oに遅延が発生する可能性があります。
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